研究紹介

研究の概要

 本研究グループでは高等動物の臓器・組織、とりわけ神経系における細胞分化や細胞間の情報伝達の仕組みを科学的に解明すると共に、その働きを制御して再生医療や組織工学に役立つような細胞培養技術と生体材料(バイオマテリアル)の研究を行っています。神経系、その他の臓器・組織の機能を代替するようなシステムの構築を目指した研究と言うこともできます。また、これらの研究に用いる生体材料を化学的に改質するための放射線照射・滅菌技術の研究も行っています。蛋白質、脂質、多糖等の生体高分子と、その集合体を取り扱う分子論的なアプローチ、細胞の培養技術、生化学的手法と分子生物学的手法による細胞の機能解析などの方法論を組み合わせて、生物工学、医工学などに関わる新しい技術を開発することを目指しています。

主な研究テーマ

現在、主に下記3つテーマに関連した材料作製と幹細胞培養を組み合わせた複合的な研究を進めています。

  • 天然・合成高分子でできたフィルムやゲルを用いた細胞培養技術に関する研究
  • 神経幹細胞やiPS細胞などの幹細胞を用いた中枢神経系などの組織形成モデル構築に関する研究
  • 光増感反応を利用した幹細胞の運命制御技術の構築に関する研究