採択プロジェクト
2026年3月31日
- 設立支援
日本創発医薬品開発(Made in Japan)の促進を念頭においた高大一貫型研究者育成プログラムの拠点形成
プロジェクト名
日本創発医薬品開発(Made in Japan)の促進を念頭においた高大一貫型研究者育成プログラムの拠点形成
代表者
松原 勤(医学研究科)
共創メンバー
【学内】
| 氏名 | 所属 |
|---|---|
| 宇留島 隼人 | 医学研究科 |
| 湯浅 秀人 | 医学研究科 |
| 中瀬 生彦 | 理学研究科 |
| 遠藤 達郎 | 工学研究科 |
| 中西 猛 | 工学研究科 |
| 弓場 英司 | 工学研究科 |
| 松原 三佐子 | 獣医学研究科 |
| 吉里 勝利 | 医学研究科 |
| 上田 豊 | 研究推進機構 協創研究センター |
| 細川 千絵 | 理学研究科 |
| 大森 健史 | 工学研究科 |
| 望月 知史 | 農学研究科 |
| 魏 民 | 医学研究科 |
| 乾 隆 | 農学研究科 |
【学外】
| 氏名 | 所属 |
|---|---|
| 武田 一貴 | 学校法人北里研究所 北里大学 |
| 藤原 正澄 | 国立大学法人 岡山大学 |
| 足立 淳 | 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 |
| 高橋 康史 | 国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学 |
| 湯川 博 | 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 |
| 吉成 浩一 | 静岡県公立大学法人 静岡県立大学 |
- 株式会社フェニックスバイオ
- 株式会社島津製作所
- 塩野義製薬株式会社
- 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
活動内容
2025年度に下記の項目を実施した。
1. 体制の強化
2025年7月
細川 千絵教授ならびに大森 健史准教授、望月 知史准教授、乾 隆教授と面談し、協力を要望した。
2025年10月
①株式会社島津製作所と面談し、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。 ②株式会社フェニックスバイオとオンライン会議をし、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。 ③塩野義製薬株式会社を訪問し、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。
2025年12月
①大阪府内の製薬企業を訪問し、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。 ②魏 民准教授と面談し、協力を要望した。
2026年1月
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とオンライン会議をし、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。
2. 拠点の形成(大阪公立大学第1号研究所の設置)
2026年2月
大阪公立大学第1号研究所:複雑系科学研究所の設置申請を提出した。
2026年3月
複雑系科学研究所の設置が承認された。
3. 大阪府教育員会・高校教師等との人脈の開拓
2025年6月
産学官民共創推進室と打合せ、大阪府教育庁(参事・首席指導主事)へ訪問し、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。
2025年7月
サイエンスハイスクールネットワーク研究担当者会議に参加し、本プロジェクトを紹介し、協力を要望した。
参加していた高等学校:【大阪府立】生野高校・豊中高校・岸和田高校・千里高校・天王寺高校・三国丘高校・大手前高校・高津高校・四條畷高校・富田林高校・住吉高校・北野高校・園芸高校・東高校・都島工業高校・泉北高校、【私立】高槻高校・大阪立命館高校
2025年8月
寝屋川高校に訪問し、本プロジェクトの紹介、協力を要望した (承諾)。
4. 研究者育成プログラムの構築 (寝屋川高校での2026年度プレ開講)
2025年8月
参画メンバーで研究者育成プログラム・今後の方針について会議を行った。
2025年9月
研究推進課とURAとの合同打合せを行った。
2025年10月
①産学官民共創推進室と打合せを行った。②アドミッションセンターと打合せを行った。
2025年11月
寝屋川高校とオンライン会議を行い、研究者育成プログラムについて協議した。
2025年12月
産学官民共創推進室とアドミッションセンターとの合同打合せを行った。
2026年1月
①参画メンバーで研究者育成プログラム・今後の方針について会議を行った。②寝屋川高校とオンライン会議を行い、覚書と同意書について協議した。
2026年1月、2月
寝屋川高校・探究発表会を見学した。
5. 持続可能なシステムで運営するための土台の構築(第二段階の目標の土台)
2025年11月
一般社団法人iCappと面談した。
2025年12月
学生スタートアップ支援室と面談した。
2026年2月
①iCappと面談し、本プロジェクトの紹介、協力を要望した。②学生スタートアップ支援室とURAとの合同打合せをした。
2026年3月
URAと打合せをし、株式会社マイナビと面談する方針を決定した。
活動成果
2025年度に、以下の項目 (第一段階の目標) が達成できた。
1. 体制の強化
本プロジェクトは、2025年度の活動で、学内教員8名→12名、学外教員1名→6名、アドバイザー教員2名→3名、協力創薬関連企業1名→4社(株式会社島津製作所、株式会社フェニックスバイオ、塩野義製薬株式会社、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、現在検討中1社)と規模が大きくなり、創薬研究者の育成が十分にできる体制を整えることができた。
2. 拠点の形成 (大阪公立大学第1号研究所の設置)
創薬研究に関わる基礎技術力を強化する場、および基礎研究者の育成を高校生から実施する場として、大阪公立大学第1号研究所 (以下、複雑系科学研究所)の設立申請をすることができた(2026年4月1日開設予定)。
3. 大阪府教育員会や高校教員との人脈の開拓
産学官民共創推進室、アドミッションセンター、研究推進課、URAの協力の下、大阪府教育委員会(大阪府教育庁)への訪問、サイエンスハイスクールネットワーク研究担当者会議でのプレゼンテーション、高等学校訪問等を行い、高等学校19校に本プロジェクト・研究者育成プログラムを紹介した。
4. 研究者育成プログラムの構築 (寝屋川高校での2026年度プレ開講)
2025年度に研究実習(約1週間)の予備検討を行うことができた。2026年度に、寝屋川高等学校と「複雑系科学研究所が母体となって、寝屋川高校での生徒・保護者説明会:計2回、出前・遠隔授業:計4回、大阪公立大学での研究室見学・研究実習(約1週間)、創薬関連企業での研究所見学、さらに大学教員・高校教師・企業研究員・高校生・大学生・大学院生が一体で行う研究会を行う」研究者育成プログラムを実施する計画でいる。
5. 持続可能なシステムで運営するための土台の構築(第二段階の目標の土台)
2026年4月1日設置予定の複雑系科学研究所内に、研究者育成プログラムの改善を促すプロジェクト運営部門と事業化を実現するプロジェクト経営部門を結成する方針を立てた。プロジェクト運営部門では、プログラム評価会およびプログラム協議会の設置を向けて活動し、プログラム評価会メンバーとして一般社団法人iCaPPに依頼 (面談済み)。プロジェクト経営部門では学生スタートアップ支援室やスタートアップ創出・支援センター(SUCSUC)とディスカッションを行った。プロジェクト経営部門による自走化体制の形成を2026年度最重要課題として位置づけた。

松原 勤准教授
概念図

今後の活動計画
今年度の活動により、予定より1年前倒しで目標が達成でき、事業化を達成する時期は2028年4月の見通しとなった。次年度以降、以下の計画を行う。
-
- 本事業(創薬研究者育成プログラム)の効果を検証し改善するシステムの構築
- 創薬研究者育成プログラムを基盤とした本事業が自走化できるシステムの構築
本事業は、相反するベクトルを持つ教育と市場の融合に挑戦し、教育活動から生まれる成果に市場価値を見出し、得られた収益を教育に還元するシステムの構築することを事業化への目標としている。本事業が達成させた場合、(1)大学が質の高い教育を平等に提供できる社会、(2)新たな教育モデルの開発を促進し、多様なニーズに応える柔軟な教育のイノベーションが加速する社会、(3)教育が経済の成長と社会的価値の創造にとって重要な原動力となる社会、(4)外部資金や政策に過度に依存せず、長期的な人材育成ができる社会へ変容させる大きなインパクトを持っていると期待される。