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2024年4月16日

イヌiPS細胞の作製に関する論文がプレスリリースされました!

本研究室の鳩谷、塚本らの論文が、Stem Cell Reports誌に掲載されました。

論文タイトル;Generation of canine induced pluripotent stem cells under feeder-free conditions using Sendai virus vector encoding canine six reprogramming factors

概要;これまでイヌiPS細胞は、マウス由来細胞をフィーダー細胞として使用することで作製されてきました。本研究では、iPS細胞を再生医療へ用いるため、フィーダー細胞を使用しない条件(Feeder-free条件)でイヌiPS細胞を作製することに世界で初めて成功しました。

また、イヌの尿から回収できる細胞からも、イヌiPS細胞を作製することに成功しました。今後、本研究成果をもとに作製したイヌiPS細胞を用いて、再生医療などへの応用が期待されます。

著者;Masaya TsukamotoKazuto KimuraTakumi YoshidaMiyuu TanakaMitsuru KuwamuraTaro AyabeGenki IshiharaKei WatanabeMika OkadaMinoru IijimaMahito NakanishiHidenori AkutsuKikuya Sugiura, Shingo Hatoya

本研究成果は、大阪公立大学からプレスリリースされました。また、新聞等でも報道されています。

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