イベント

イベント等のお知らせ

ここではUCRCに関連するイベント等のお知らせを行います。
終了した催しについては随時削除する可能性がありますので、ご注意ください。

第3回 独仏語圏文化学研究会

【概要】
 独仏語圏文化学研究会では、19世紀末から20世紀の転換期におけるヨーロッパの装飾芸術の動向(ベルギー、フランス、オーストリア、ドイツ)についての共同研究を行っています。
 今回は、フランスのジャーナリスト作家と芸術、ウィーンの装飾芸術の動向について報告を行います。また、神奈川大学から角山朋子准教授を招へいして知見を提供いただくとともに、研究会メンバーや参加者の間で、装飾芸術の動向と背景について意見交換を行いたいと考えています。

【日時】2024年3月18日(月) 15:00〜17:30

【会場】大阪公立大学文学部棟3階L336(仏文共同研究室)、 Zoom併用

【プログラム】
 ・ 報告1:辻 昌子氏(UCRC 研究員)
     「ジャーナリスト作家ジャン・ロランのテクストと1890年代フランスにおける芸術の「消費」」
 ・ 報告2:髙井 絹子氏(本学ドイツ語圏言語文化学専修 教授)
     「ウィーン分離派とメセナーベルタ・ツッカーカンドル(1864-1945)を中心に」
 ・ 研究紹介:角山 朋子氏(神奈川大学大学院外国語学研究科 准教授)
     「1918 年以降のウィーンの近代デザインと装飾」
 ・ 質疑応答、ディスカッション

 【問い合わせ・申し込み先】
大阪公立大学大学院文学研究科 フランス語圏言語文化学専修
白田由樹 yk.shirata[a t]omu.ac.jp ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科ドイツ語フランス語圏言語文化学教室/科研費基盤研究(C)23K00443「世紀転換期ヨーロッパの装飾芸術の盛衰に関する新聞・雑誌メディアからの分析研究」(代表・白田由樹)

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 大阪公立大学大学院文学研究科/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
 「周縁的社会集団と近代」研究交流セミナー(第2回)/イスラーム信頼学ワークショップ

【概要】
 大阪公立大学文学研究科では、近世・近代の社会変容を周縁的社会集団に注目して理解するための比較史の試みを進めております。
 「周縁的社会集団と近代」研究交流セミナーの第2回目は、中東近代史がご専門のオルチュン・ジャン・オカン氏(オクスフォード大学、研究員)にご登壇いただきます。オスマン帝国の解体と、トルコと東アラブ地域における新体制の構築について、アンカラ政府のイスタンブル派遣団に焦点を当て、派遣団の文書史料・視覚史料を用い、その機関が果たした役割について論じていただきます。
 みなさまのふるってのご参加をお待ちしております。

【日時】2024 年3月19日(火) 14:0016:30 ごろ

【会場】大阪公立大学文学部棟L122会議室

【報告】
オルチュン・ジャン・オカン(オクスフォード大学)/Orçun Can Okan (University of Oxford)
「トルコおよび東アラブ地域におけるオスマン帝国の解体とその影響の管理:アンカラ政府のイスタンブル派遣団(1922–1928)/Managing Transitions within and beyond post-Ottoman Turkey: The Delegation of the Ankara Government to Istanbul (1922-1928)」

【申し込み】
 事前にこちらのフォームでお申し込みください(下記チラシのQRコードも利用できます)。オルチュン・ジャン・オカン氏のエッセイ翻訳をお送りします。または、以下のメールへご連絡ください。
 internationalsymposium2021[a t]gmail.com ([a t]は@に変換してください)

※本セミナーは、英語と日本語を併用し、通訳を介します/This workshop will be conducted in Japanese and English.
※本セミナーは、科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)と基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝))の支援を受けて開催されます。

 【連絡・問い合わせ先】
科研・基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝)国際ネットワーク構築担当
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
internationalsymposium2021[a t]gmail.com ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】科研費学術変革領域研究(A)20H05827「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表・近藤信彰(AA研))/
基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝)

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

第17回・第18回 都市文化研究フォーラム
 「近世大坂の個別町と都市社会—空間・人別・町有文書—」
 「中国宋代における「中心」と「周辺」、「半周辺」―地域社会論の再検討を目指して―」

【概要】
 文学研究科の研究支援組織である都市文化研究センター(UCRC)の研究員が、オリジナルな研究成果を発表します。
 第17回「近世大坂の個別町と都市社会—空間・人別・町有文書—」では、近世都市の基礎的な住民生活単位である個別町の事例研究を豊富化させるべく、大坂の塩町四丁目・津村南之町の史料群の内容を紹介します。と同時に、塩町四丁目と津村南之町を対象に町有文書の作成・伝来に注目しながら、個別町の空間構造、町運営に関わる人別管理等の問題を分析し、近世大坂における個別町の社会構造を明らかにすることを目的とします。以上の分析を通じて、近世大坂の個別町研究を豊富化することを目指します。
 第18回「中国宋代における「中心」と「周辺」、「半周辺」―地域社会論の再検討を目指して―」では、中国宋代(10~13世紀)を背景とした歴史的空間を中心-半周辺-周辺に分けて分析し、個別ケーススタディーを通じて、 現今まで対立的な構図の中で説明されてきた中心と周辺の関係を改めることによって既存の地域社会論を再検討します。

【日時】2024年2月19日(月) 10:00〜13:00(第17回)、 15:00〜17:00(第18回)

【形式】オンライン開催
   ※zoomでの開催となります。資料
・zoom IDをお送りする都合上、ご参加を希望される場合は、
    各申込フォームにて事前にお申し込みください。
   ※申し込み締切:2月18日(日)12:00まで

【第17回】近世大坂の個別町と都市社会—空間・人別・町有文書—
 ・ 報告:田坪賢人氏(UCRC 研究員)
     「近世大坂の個別町の社会=空間構造復元と史料(仮)」
 ・ 報告:呉偉華氏(UCRC 研究員)
     「都市大坂の個別町における人別管理と町運営(仮)」

【第18回】中国宋代における「中心」と「周辺」、「半周辺」―地域社会論の再検討を目指して―
 ・ 報告1:金甲鉉(UCRC 研究員)
      「南宋後期における江西吉州の書院と士人ネットワーク」
 ・ 報告2:王世禎(UCRC 研究員)
      「宋代行役記研究」
 ・ 報告3:李霊均(UCRC 研究員)
      「宋代文官差遣の内容の成立とその周囲」
 ・ 報告4:劉藍蔚(UCRC 研究員)
      「宋代四川総領所について」
 ・ コメンテーター:平田茂樹 氏(大阪公立大学文学研究科教授)

【事前申込フォーム】
  第17回:こちらよりお申し込みください
  第18回:こちらよりお申し込みください

【問い合わせ先】
  大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター事務局
  gr-lit-ucrc[a t]omu.ac.jp ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】
  第17回:こちら(PDF)から閲覧可能です
  第18回:こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)
【共催(第17回)】科研・基盤研究(A)「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」

● 大阪公立大学大学院文学研究科
 「周縁的社会集団と近代」研究交流セミナー(第1回)

【概要】
 大阪公立大学文学研究科では、近世・近代の社会変容を周縁的社会集団に注目して理解するための比較史の試みを進めております。
 今回は、オスマン帝国近代史を専門とされるヤシャル・トルガ・ジョラ氏(ボアジチ大学)と日本近世史の塚田孝氏(大阪公立大学)に以下の内容で研究報告を行っていただきます。
 みなさまのふるってのご参加をお待ちしております。

【日時】2024 年2月1日(木) 14:0017:30 ごろ

【会場】大阪公立大学文学部棟L122会議室

【報告】

ヤシャル・トルガ・ジョラ(ボアジチ大学)/Yaşar Tolga Cora (Boğaziçi University)
「暴力からの回復としての市場―最末期のオスマン帝国におけるアルメニア人とオリエント絨毯―/The Market as a Means of Post-Violence Recovery: Armenians and Oriental Carpet in the Late Ottoman Empire

塚田 孝(大阪公立大学客員教授)/Takashi Tsukada (Osaka Metropolitan University)
「日本近世の非人集団とその社会的位置づけ―大坂の事例から―/Licensed Beggar Organizations and their Position in the Early Modern Japanese Social Order: A Case Study of Osaka's Beggar Fraternity」

【申し込み】
 事前に下記のメールへお申し込みください。トルガ・ジョラ氏の和訳論文をお送りします。
 internationalsymposium2021[a t]gmail.com ([a t]は@に変換してください)

※本セミナーは、英語と日本語を併用し、通訳を介します/This workshop will be conducted in Japanese and English.
※2022年度から「国際学術シンポジウム フォローアップ・セミナー」として、国際共同研究に取り組んできました。
 さらに継承・発展させていくために、新たに「「周縁的社会集団と近代」研究交流セミナー」として開催します。

 【連絡・問い合わせ先】
科研・基盤研究(A)「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」国際ネットワーク構築担当
〒558-8585 大阪市住吉区杉本 3-3-138
大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付 
internationalsymposium2021[a t]gmail.com ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】科研費・基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝)/科研費20KK0266「近代国家形成期のオスマン帝国における宗派集団間の関係」(代表・上野雅由樹)

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 都市・周縁〈 史料と社会 〉科研・国際小円座
 「近世大阪の水と地域」

【概要】
 本円座では、都市・周縁〈史料と社会〉科研の海外の研究協力者であるティモシー・エイモス氏(シドニー大学)をお招きして、最近の研究の取り組みについて報告いただきます。
 都市大坂は、大川(淀川)・木津川や、市中の多くの堀川のもとで存立していました。それはまた摂河泉の河川の治水との関連で、構築・管理されたものでした。
 今回は、大坂の周辺地域の治水や水利の問題について、土木学会『明治以前日本土木史』(土木学会、1936年)にも立ちかえり、また近年の先行研究などにも触れながら、明治期以前の大坂周辺の水の問題と地域について、問題提起をしていただきます。
 皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。

【日時】2024 年1月18日(木) 13:3016:30

【会場】大阪公立大学経済学部棟2F 第4会議室 (Zoom併用)

【報告】ティモシー・エイモス氏(シドニー大学)
   「明治以前の大阪周辺における「水の問題」と地域の知識」

※参加希望者は、都市・周縁〈史料と社会〉科研事務局(kinnseiosakakennkyuukai[a t]gmail.com、[a t]は@に変換してください)まで、事前にメールで申し込んでください(ZoomID・レジュメを送付します)。

 【連絡・問い合わせ先】
大阪公立大学大学院文学研究科 都市・周縁〈史料と社会〉事務局
〒558-8585 大阪市住吉区杉本 3-3-138
大阪公立大学大学院文学研究科 齊藤紘子研究室気付 
kinnseiosakakennkyuukai[a t]gmail.com ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】科研・基盤研究(A)「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 大阪公立大学大学院文学研究科×生活科学研究科オープンファカルティ2023
 UCRC若手研究フォーラム

【概要】
 文学研究科の研究支援組織である都市文化研究センター(UCRC)の新進・若手の研究員が、オリジナルな研究成果を発表します。
 フォーラムAでは、中近世移行期日本列島の権力体による軍事動員システムを、各地域の特色も念頭に置きつつ検討することで、当該期日本の戦争の全体構造を明らかにすることを目指します。
 フォーラムBでは、岐阜県美濃加茂市における「ダンシング・ヒーロー」盆踊りを事例に、ポピュラー音楽がどのようなプロセスをたどり、地域を代表する文化として定着したのかを探ります。本シンポジウムでは、歌謡曲と地域文化についての報告、フィールドワークの成果報告に加え、同市の関係者をゲストに招き、来歴や現在直面している諸課題について話をうかがう予定です。

【日時】2023年11月26日(日) フォーラムA 10:00〜12:00、フォーラムB 12:30〜14:30

【会場】あべのハルカス25階会議室

【フォーラムA】日本中近世移行期における「戦争」の構造
 ・ 登壇者:兒玉良平(UCRC研究員/大阪市立大学大学院後期博士課程)、
      西森駿汰(大阪公立大学大学院博士後期課程)、石田将大(同)、坂本直紀(同)
 ・ プログラム:
  はじめに(兒玉)
  1、戦国期における民衆軍事動員:小田原北条氏を中心に(石田)
  2、戦国大名による国衆(戦国領主)の動員について:西国の事例を視野にして(西森)
  3、戦国期畿内近国の足軽の特徴(坂本)
  4、戦国期の「海賊」「水軍」と戦争:九州・瀬戸内を中心に(兒玉)
  おわりに・質疑応答など(全員)

【フォーラムB】ポピュラー音楽と地域文化:地域社会に息づくスタンダード・ミュージックと人々の営み
 ・ 登壇者:柴台弘毅(UCRC研究員、大阪音楽大学ほか非常勤講師)、張 佳能(UCRC研究員)、
      今井一彦(美濃加茂市の盆踊りサークル「舞童」前代表)
 ・ プログラム:
  挨拶と趣旨説明(柴台)
  1、「地方」から問い直す<昭和歌謡史>:「関西」という可能性(張)
  2、地域文化としての「ダンシング・ヒーロー」盆踊り(柴台)
  3、美濃加茂市における「ダンシング・ヒーロー」盆踊り(全員)
  質疑応答など(全員)

【連絡・問い合わせ先】
  大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター事務局
  gr-lit-ucrc[a t]omu.ac.jp ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【特設サイト】オープンファカルティ全体の詳細はこちらからご確認ください

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 大阪公立大学文学部創立70周年記念事業
  「第2回 大阪公立大学・寧夏大学 学術交流会」 

【概要】
 このたび、大阪公立大学文学研究科東洋史学専修の主催による、「第2回 大阪公立大学・寧夏大学 学術交流会」を開催することになりました。本学と寧夏大学民族与歴史学院の研究者が報告・討論をいたします。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 報告は中国語ただし通訳付
 

【日時】2023年11月19日(日) 10:00〜17:00

【形式】オンライン開催
   ※VooVmeetingでの開催となります。論文・VooVのIDをお送りする都合上、ご参加を希望される場合は、
    下記【連絡・問い合わせ先】まで事前にお知らせください。
   ※申し込み締切:11月17日(金)午後5時

【開幕式】10:00〜10:10
 ・ 開会の辞:佐賀朝 教授(大阪公立大学大学院文学研究科 研究科長)
       楊 浣 教授(寧夏大学民族与歴史学院 常務副院長)

【第一場】報告(報告30分 評議20分+質疑)
    会議主持人:杜建録教授 (寧夏大学)
    会議評議人:渡辺健哉教授(大阪公立大学)
 ・ 平田茂樹教授(大阪公立大学) 宋代的"啓"――以劉克荘文集為線索
 ・ 閆中華博士研究生(寧夏大学) 西夏時期的“日・月”符号与涅槃信仰――以寧夏宏佛塔爲例
 ・ 呉儀碩士研究生(寧夏大学)  山西襄垣“元初察罕那延避暑潞州”伝説考辨
 ・ 鄧文韬研究員(寧夏大学)   《孟公信武顕揚先墓碑》及其所見元緬関係研究
 ・ 評議、質疑

【休憩】12:50〜14:00

【第二場】報告(報告30分 評議20分+質疑)
    会議主持人:平田茂樹教授(大阪公立大学)
    会議評議人:楊浣教授(寧夏大学) 
 ・ 許偉偉研究員(寧夏大学)  西夏都城空間研究
 ・ 譚強博士研究生(寧夏大学) 唐五代党項的社会生活変遷
 ・ 里和麟太郎博士研究生(大阪公立大学) 南宋人対秦檜的認識――以詔獄的相関記述為線索
 ・ 董媛博士研究生(大阪公立大学)    宋代江南市鎮的社會結構――以南潯鎮的空間為例
 ・ 評議、質疑

【閉会式】16:40〜

【連絡・問い合わせ先】
  渡辺 健哉(大阪公立大学)
  kenya-w[a t]omu.ac.jp ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科東洋史学専修
【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

独仏語圏文化学研究会「装飾芸術の流通・伝播とその魅力」

【概要】
 独仏語圏文化学研究会では、19世紀末から20世紀初頭の転換期におけるヨーロッパの装飾芸術の動向(ベルギー、フランス、オーストリア、ドイツ)についての共同研究を行っています。その共通の問いのひとつが、「装飾芸術の流通・伝播とその魅力」です。
 今回は、研究会メンバーと参加者の交流を兼ねて、それぞれの観点(研究領域だけでなく、個人的趣味・関心など)から、日本近代に大阪で作られたアール・ヌーヴォー建築を見学して連想したこと、感想、意見などを自由に交換しあう会にしたいと考えています。

 【日時】2023年10月28日(土) 見学会15:00〜16:00、 研究会16:20〜17:20頃

1. 【鴻池組】旧本店(アール・ヌーヴォー建築)見学
 ※定員に達しました
 ・ 集合時間:14時45分(旧本店の建物へ移動、見学は15時から
 ・ 鴻池組ESG経営推進室 中島由紀子氏による案内・解説

2. 研究会(ディスカッション)「装飾芸術の流通・伝播とその魅力」
 ・ 場所:プラザ・カフェ(西九条駅前)
 ・ ファシリテーター:白田由樹

 【連絡・問い合わせ先】
大阪公立大学大学院文学研究科 フランス語圏言語文化学専修
白田由樹 yk.shirata[a t]omu.ac.jp ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科ドイツ語フランス語圏言語文化学教室

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 都市・周縁〈 史料と社会 〉科研・小円座

「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」

【概要】

都市・周縁〈史料と社会〉科研は、2020年度から2023年度にわたり、日本史・世界史の研究者らとともに、①近世巨大都市・三都(大坂・江戸・京都)の複合的な都市社会構造と「町」の再検討を課題に三都の共通性と固有性を解明し、②周辺の村方史料から巨大都市を照射する方法を見出し、③〈史料と社会〉の視点からの国際的な比較により三都を世界史的に位置づけることをテーマに、共同研究に取り組んできました。科研最終年度にあたり、4年間の研究の総括と展望を見据え、総括円座を開催いたします。科研課題の3つの柱に沿って、セッションⅠ「三都の都市社会構造分析の深化へ」・Ⅱ「周辺の村方史料から巨大都市を照射する」・Ⅲ「国際的な比較史へ―〈身分と集団〉〈史料と社会〉―」を設け、これまでの成果と今後の方向性について議論します。

皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。

 【日時】2023 年8月26日(土)・27日(日)

 【セッションⅠ:三都の都市社会構造分析の深化へ】2023 年8月26日(土)13001700

  • 開催趣旨説明(塚田 孝)

  • 報告①:吉元加奈美氏「『市中取締類集 遠国伺等之部』からみる天保改革下の政策決定過程―大坂と京都の遊所統制策を事例に―」

  • 報告②:崎島達矢氏「同業組合の成立経緯にみる近世近代移行期の都市」

  • 報告③:原 直史氏「巨大都市における川船運航の実態―江戸と大坂を事例として―」

【セッションⅡ:周辺の村方史料から巨大都市を照射する】2023 年8月27日(日)09:30~13:00

  • 共同報告:三田智子・齊藤紘子・熊谷光子・町田哲・別曽和江・呉偉華・田坪賢人「近世難波村の諸側面―成舞家文書から―」

  • コメント
    高澤紀恵:近世フランス史の立場から
    井上徹:中国近世史の立場から
    杉森哲也:近世京都との比較から
    後藤雅知:村から都市を見る立場から

【セッションⅢ:国際的な比較史へ―〈身分と集団〉〈史料と社会〉―】2023 年8月27日(日)09:30~13:00

  • 報告①:向井伸哉氏「『「身分」を交差させる』から考える」 / リプライ(編者)

  • 報告②:森下 徹氏「『周縁的社会集団と近代』から考える」 / リプライ(編者)

  • 総括コメント:吉田伸之氏

【会場】大阪公立大学学術情報総合センター1F・文化交流室

【形態】対面をメインとしオンラインも併用

※参加をご希望の方は、参加登録フォーム( https://forms.gle/MoEJsCtLVZ2YgeMX9 ) からお申し込みください。オンラインでの参加をご希望される方には、後日、ZoomID・報告レジュメをお送りします。お申し込みの際には、氏名・アドレス・対面orオンライン・ご所属(差し支えない範囲で)を明記してください。

 【連絡・問い合わせ先】

大阪公立大学大学院文学研究科 都市・周縁〈史料と社会〉事務局
〒558-8585 大阪市住吉区杉本 3-3-138
大阪公立大学大学院文学研究科 齊藤紘子研究室気付 
kinnseiosakakennkyuukai[a t]gmail.com ([a t]は@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科、「都市・周縁〈史料と社会〉科研」(代表:塚田孝)

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 大阪公立大学大学院文学研究科東洋史学専修講演会

「近代中央ユーラシアの啓蒙とイスラーム」

【日時】2023年7月10日(月)15:00~17:00 

【講演者・講演題目】

・帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所教授)

 「19世紀末から20世紀初頭のイスラーム的男女平等論とその広がり」

・小松久男(東京大学名誉教授)

 「啓蒙の戦略と射程ージャディード知識人の著作から」

【会場】大阪公立大学杉本キャンパス 学術情報センター1階 文化交流室 

   ※対面のみ

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科東洋史学専修

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)科研費基盤研究(A)「啓蒙・物語・陰謀:18世紀ヨーロッパの社会変化に関するナラティヴ論的比較研究」(代表 齋藤渉(東京大学)課題番号 21H04340

【連絡・問い合わせ先】mhamamoto[a t]omu.ac.jp([a t]を@に変換してください) 担当:濱本真実

● 大阪公立大学国際学術シンポジウム フォローアップ・セミナー2023(第1回)

塚田孝・佐賀朝・渡辺健哉・上野雅由樹編『周縁的社会集団と近代』(清文堂出版、2023年)を読む①佐賀論文・ポーター論文をめぐって―」

【概要】

大阪公立大学大学院文学研究科では、2017~19年度に「JSPS国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」に採択され、日本史・世界史の研究者による国際共同研究「周縁的社会集団と近代」に取り組みました。その成果として、2021年には国際学術シンポジウムを開催し、そこでの報告や議論などをもとに、2023年3月に塚田孝・佐賀朝・渡辺健哉・上野雅由樹編『周縁的社会集団と近代』(清文堂出版)を刊行しました。

シンポ終了後もさらなる共同研究の展開にむけてフォローアップ・セミナーを開催していますが、今後のセミナーでは、複数回にわたって上記論集の書評会を行う予定です。

今回は、日本の周縁的社会集団と近代化をめぐる論稿として、第Ⅰ部所収の佐賀朝「「遊廓社会」の近代化―研究史整理と一次史料の検討から」、ジョン・ポーター「近世身分制の解体と貧民救済=統制の近代化―明治初期東京の救貧体制を事例に」の2編を取り上げます。みなさまのふるってのご参加をお待ちしています。

【日時】2023 71日(土)10001200ごろ

【評者】崎島達矢氏(東京大学/日本近現代史)

  • ①佐賀朝「「遊廓社会」の近代化―研究史整理と一次史料の検討から―」

  • ②ジョン・ポーター「近世身分制の解体と貧民救済=統制の近代化―明治初期東京の救貧体制を事例に―」

【形態】Zoomでの開催

※参加希望の方は、下記事務局へメールもしくは参加登録フォーム(https://forms.gle/UYfTmML9FBtkqcS78からお申し込みください。お申し込みの際には、氏名・アドレス、セミナー名、ご所属(差し支えない範囲で)を明記してください。
参加登録者には、zoom会議IDとレジュメ等(転載等厳禁)を送付します。

【連絡・問い合わせ先】

基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝) 国際ネットワーク構築担当 〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail: internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】科研・基盤研究(A)「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 上海大学文学院・大阪公立大学文学研究科 国際共同オンラインセミナー

※日本語での開催

 【概要】

昨年、上海大学文学院と大阪公立大学大学院文学研究科は、若手歴史研究者による研究交流を進めるため、近世から近代にかけての中国・日本の都市社会史を主なテーマとして第 1 回研究報告セミナーを開催しました。その成果を踏まえて、両者による国際共同研究をさらに発展させるため、下記の通り、第 2 回オンラインセミナーを開催します。今回は、大坂・上海の水運をめぐる比較都市社会史や、朝鮮を含む東アジアの社会交流史についても議論したいと考えています。

谷内田智成氏(大阪公立大学大学院文学研究科博士前期課程)は、近世京都に置かれた大名藩邸と都市社会との関係について紹介します。温偉婧氏(上海大学外国語学院後期博士課程)は、正徳元( 1711 )年の朝鮮通信使を中心に、華夷秩序下の日朝交流について考察します。エストラーダ・リース氏(大阪公立大学大学院文学研究科博士前期課程)は、近世大坂における土砂流通のあり方を通して巨大都市における舟運の実態に迫ります。李茹菲氏(上海大学文学院後期博士課程)は、「中国引水総章」の改正問題を中心に、近代上海港における水先権の 回収運動について分析します。

皆様のふるってのご参加をお待ちしています。

 【日時】2023年5月14日(日本時間 14:00 ~ 18:00/上海時間 13:00 ~ 17:00)

 【報告】

・谷内田智成 「 近世京都における藩邸社会 」

・温偉婧 「 華夷秩序下の朝鮮通信使について―1711年の正徳辛卯通信使を中心に―」

・エストラーダ・リース 「 近世大坂における土船仲間と土砂流通 」

・李茹菲 「 近代上海港における水先権回収運動に関する一考察―中国引水総章」の改正問題を手がかりに 」

【形態】Zoom(発表・質疑は日本語で行います)

※参加希望の方は、下記事務局へメールでお申し込みください(会議ID・レジュメを送付)。

 お申込みの際には、氏名・アドレス・セミナー名、ご所属などを明記してください。

【連絡・問い合わせ先】

 大阪公立大学国際学術シンポジウム2021事務局
 〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
 E-mail: internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。

【主催】上海大学文学院、大阪公立大学大学院文学研究科

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)、国際学術シンポジウム2021 「近世~近代移行期における周縁的社会集団の世界」事務局、都市・周縁〈史料と社会〉科研 (代表;塚田孝)

過去のイベント

● 都市・周縁〈 史料と社会 〉科研・小円座

「近世・近代京都の史料と社会」

【概要】

本円座は、昨年度の小円座「近世京都の史料と社会」に引き続き京都を対象としつつ、時代を近世から近代まで広げて、本科研の最も主要な方法である〈史料と社会〉の視点から、京都の都市社会の諸相を論じようとするものである 。

吉元加奈美氏の報告は、京都の遊所統制について町触や先行研究をもとに概観した上で、「市中取締類集 遠国伺等之部」にある関連史料を中心に、天保改革下の政策について分析する。杉森哲也氏の 報告は、近世京都の部落史関係史料の全体像を提示し、その特質について都市社会との関係から考察する。岩本葉子氏の報告は、明治初年の行政文書を手掛かりに京都の藩邸の実態とその処分過程について検討を試みる 。

これら3報告を通して、〈史料と社会〉の視点から、近世・近代京都の複合的な社会=空間構造の一端について、考えてみることとしたい 。

皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。

 【日時】2023 325日(土)13001700

 【報告】

  • 報告①:吉元加奈美氏(京都精華大学)「近世京都の遊所統制と天保改革」

  • 報告②:杉森哲也氏(放送大学)「近世京都の部落史関係史料と都市社会」

  • 報告③:岩本葉子氏(京都大学特別研究員)「明治初年京都藩邸の実態と処分過程」

【形態】Zoom(発表・質疑は日本語で行います)

※参加希望者は、都市・周縁〈史料と社会〉科研事務局(kinnseiosakakennkyuukai[a t]@gmail.com、[a t]を@に変換)まで、事前にメールで申し込んでください(ZoomID・レジュメを送付します)。

 【連絡・問い合わせ先】

科研事務局 〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138大阪公立大学大学院文学研究科 齊藤紘子研究室気付

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】科研・基盤研究(A)「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 第14回都市文化研究フォーラム

「片山廣子・堀辰雄における西と東との受容様相」

 【日時】2023年3月23日(木)10:00〜12:00

 【形態】オンライン(Zoom)

 【報告】

  • 報告者1:永井泉(UCRC研究員)
    テーマ:「片山廣子の短歌とFrancis Ledwidgeの詩─田園を詠んだ歌─」


  • 報告者2:劉娟(UCRC研究員)
    テーマ:「堀辰雄旧蔵書における書込み─「(出帆)」と 『 萬葉集 』 をめぐって─」


  • モデレーター:奥野久美子(大阪公立大学文学研究科教授)

参加を希望される方は、3月22日(水)12:00までに申込フォーム(こちら)にアクセスし、所定の項目にご記入ください。
※フォームから取得しました情報は本会合に関わる用途のみに用いられます。

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 第13回都市文化研究フォーラム

「南宋臨安における交流空間の展開─「SPACE」と「PLACE」、「生きている」空間についての検討」

 【日時】2023年3月22(水)14:3016:00

 【形態】オンライン(Zoom)

「空間」という概念は現在歴史学においては「space」と「place」に分けて議論されている。前者が物理的空間を指すのに対し、後者は「生きた空間」というべきもので、これまでは前者の活動や関係性などが分析の対象となってきた。本課題は後者に注目して、「空間」の一部をなす「交流空間」を取り上げ、都市空間内において人々はどのように交流を行い、彼らの交流を通してどのように文化の交流が実現できたのかについて検討し、交流空間の形態と展開を解明することが研究の目的である。

 【報告】

  • 報告者1:王世禎(UCRC研究員 東洋史学)
    テーマ:「臨安における士人の活動――『夷堅志』を手掛かりとして」


  • 報告者2:金甲鉉(UCRC研究員 東洋史学)
    テーマ:「臨安における士人交流の一様相――なぜ臨安には書院が存在しなかったのか 」


  • モデレーター:劉藍蔚(UCRC研究員)
  • コメンテーター:平田茂樹(大阪公立大学文学研究科教授)

参加を希望される方は、3月21日(火祝)までに申込フォーム(こちら)にアクセスし、所定の項目にご記入ください。
※フォームから取得しました情報は本会合に関わる用途のみに用いられます。

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 第12回都市文化研究フォーラム

「近現代の社会と芸術活動に関する新視点」

 【日時】2023年2月24日(金)130015:30

 【会場】⼤阪公⽴⼤学⽂学部棟1階 122会議室(⼤阪市住吉区杉本3-3-138)※Zoom配信あり

 【報告】

  • 13:00〜14:00 中嶋晋平(UCRC研究員 歴史社会学)「戦前期日本海軍による広報活動としての軍楽隊」

  • 14:10〜15:10 山上紀子(UCRC 研究員 フランス美術史)「19世紀フランスにおける生と死-オディロン・ルドンの頭部の源泉」

【形態】対面Zoom

Zoomでの参加を希望される方は、 2月22日(水)までに申込フォーム(こちら)にアクセスし、所定の項目にご記入ください。
※フォームから取得しました情報は本会合に関わる用途のみに用いられます。

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 大阪公立大学国際学術シンポジウム フォローアップ・セミナー2022(第4回)

【概要】

フォローアップ・セミナー第4回は、日本近代史・上海都市社会史を専門とし、近年では戦前の国際都市上海における日本人居留民社会の研究を進めている張智慧氏(上海大学文学院歴史学科)と、日本思想史・教育史、中日文化交流史がご専門の朱虹氏(上海大学文学院歴史学科)に、1920~30年代の上海港をめぐる諸問題について研究報告をしていただきます。黄浦江の港湾施設をめぐって欧米列強と日本帝国主義、そして中華民国のナショナリズムがせめぎあう実態が論じられるでしょう。
都市社会史や日中交流史に関心のある皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

 【日時】2023年2月23日(木)13:00~15:30ごろ

 【報告】

  • 張智慧「上海港の利権をめぐる駆引き―1920~30年代における招商局の埠頭問題を中心に」
  • 朱虹「1920年代における上海港内私設浮標の買収をめぐる列強間の競合―日本外務省文書をベースに―」

【形態】Zoom(発表・質疑は日本語で行います)

※参加希望の方は、下記事務局へメールもしくはGoogleフォームからお申し込みください。
 お申し込みの際には、氏名・アドレス、セミナー名、ご所属(差し支えない範囲で)を明記してください。
 参加登録者には、Zoom会議IDとレジュメ等(転載等厳禁)を送付します。

 【連絡・問い合わせ先】

大阪公立大学国際学術シンポジウム2021事務局
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail: internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】国際学術シンポジウム2021「近世~近代移行期における周縁的社会集団の世界」事務局
都市・周縁〈史料と社会〉科研

● 大阪公立大学国際学術シンポジウム フォローアップ・セミナー2022(第3回)

【概要】

フォローアップ・セミナー第3回は、2月末刊行予定の文学研究科叢書第12巻『周縁的社会集団と近代』に掲載予定のダニエル・ボツマン氏(イェール大学歴史学部)の論稿「19世紀日本における牛、人間、そして「進歩」」をテキストとして取り上げて、議論します。日本近世地域社会史の視点から、三田智子氏(就実大学)に、近世~近代日本とアジアの比較史の視点からティモシー・エイモス氏(シンガポール国立大学)に、それぞれ論評していただきます。執筆者ご本人のボツマンさんも交えて議論したいと思います。

ボツマン論文は、近世身分制の下での牛をめぐる秩序(屠殺禁止とかわた身分の斃牛馬処理など)の変容と解体、幕末の欧米列強との出会いがそこにどのようなインパクトを持ったかを、世界史的視野から論じ、「近代化」の意味を問うものです。皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

 【日時】2022年12月9日(水)15:00~18:00ごろ

 【報告】

  • テキスト ダニエル・ボツマン(イェール大学)「19世紀日本における牛、人間、そして「進歩」」
  • 評  者  三田智子氏(就実大学)、ティモシー・エイモス氏(シンガポール国立大学)

【形態】Zoom(発表・質疑は日本語で行います)

参加希望の方は、下記事務局へメールもしくはGoogleフォームからお申し込みください。
 お申し込みの際には、氏名・アドレス、セミナー名、ご所属(差し支えない範囲で)を明記してください。
 参加登録者には、zoom会議IDとレジュメ等(転載等厳禁)を送付します。

 【連絡・問い合わせ先

大阪公立大学国際学術シンポジウム2021事務局
558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail: internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】国際学術シンポジウム2021「近世~近代移行期における周縁的社会集団の世界」事務局
都市・周縁〈史料と社会〉科研

● 都市・周縁〈史料と社会〉科研・国際小円座

「近江商人と地域社会」

【概要】

近世社会において、在地社会に本拠を置きながら、三都をはじめとする各地に出店を置く大商人の存在が注目されてきた(豪農問屋商人)。こうした商人資本が各地の城下町や地方諸都市に進出した時、進出先の地域社会とどのような関係を形成するのか?~~こうした側面は、三都にネットワークを持つ大商人を考えるうえでも重要な問題である。

今回の国際小円座では、ジョン・ダミコ氏に、近江商人・中井源左衛門家が進出した仙台藩領の石巻で行う質屋経営を対象として、外部の商人資本と地域社会がどのように対峙したのか、について報告いただく予定である。

アメリカ東海岸と時差を考えて、以下の時間帯で開催しますが、多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 【日時】2022年12月9日(水)9:00~11:30(日本時間)
    2022年12月8日(木)19:00~21:30(アメリカ東部時間)

 【報告】

  • ジョン・ダミコ氏(イェール大学歴史学科博士課程)「近江商人と地域社会―中井源左衛門家の石巻質店を事例に―」

【形態】Zoom

※参加希望者は、都市・周縁〈史料と社会〉科研事務局(kinnseiosakakennkyuukai[a t]gmail.com、[a t]を@に変換)まで、事前にメールで申し込んでください(ZoomID・レジュメを送付します)。

 【連絡・問い合わせ先】

科研事務局:〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138大阪公立大学大学院文学研究科
齊藤紘子研究室気付
E-mail: 同上

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】科研・基盤研究(A)「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置─〈史料と社会〉の視点から─」

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

● 大阪公立大学国際学術シンポジウム フォローアップ・セミナー2022(第2回)

【概要】

フォローアップ・セミナー第2回は、日本古代史がご専門の栄原永遠男氏(大阪市立大学名誉教授、大阪歴史博物館名誉館長)にご報告いただきます。

報告では、現在、大阪公立大学大学史資料室で調査を進めている、山根徳太郎(1889-1973、元大阪市立大学教授)の北京における在外研究期間中(1941-42、当時は大阪商科大学予科教授)の書簡から明らかになった北京滞在中の彼の活動についてご紹介いただきます。

昨年12月のメインセミナー第Ⅱ部で議論になった近代日本の知識人の中国観に関わる問題について、旧市大の日本史分野の研究者である山根の事例に即して考えたいと思います。

皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

 【日時】2022年9月14日(水)15:00~17:00ごろ

 【報告】

  • 報告 栄原永遠男(大阪市立大学名誉教授)「北京を見た山根徳太郎ー新出の山根徳太郎書簡より」
  • コメント 渡辺健哉(大阪公立大学文学研究科)

【形態】Zoom(発表・質疑は日本語で行います)

※参加希望の方は、下記事務局へメールでお申し込みください(会議ID・レジュメを送付)。
 お申込みの際には、氏名・アドレス・セミナー名、ご所属などを明記してください。

 【連絡・問い合わせ先】

大阪公立大学国際学術シンポジウム2021事務局
558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail: internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です

【主催】国際学術シンポジウム2021「近世~近代移行期における周縁的社会集団の世界」事務局
都市・周縁〈史料と社会〉科研

● 上海大学文学院・大阪公立大学文学研究科 国際共同オンラインセミナー

【概要】

上海大学文学院と大阪公立大学文学研究科は、長年にわたり共同研究の場を育んできました。特に201719年のJSPS「国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」では、国際シンポジウム、ワークショップを共同で企画・開催し、現在に至るまで近世~近代都市社会史を主なテーマとして研究交流を深めてきました。

今回は、これまでの国際共同研究の取り組みをさらに発展させるため、双方の若手による研究報告セミナーを開催することとなりました。近世大坂の町から都市社会の検討を目指す別曽和江氏(大阪公立大学)、近代大阪都市・医療社会史が専門の井ノ元ほのか氏(大阪公立大学)、上海の新聞をめぐる社会史研究に取り組む劉韵琤氏(上海大学)、1930年代日本の阿片対策と国際連盟の研究を専門とする張雯婧氏(上海大学)に、最新の研究成果を報告いただき、議論します。皆様のふるってのご参加をお待ちしています。 

【日時】2022年8月20日(土)日本時間14:00~18:00/上海時間13:00~17:00

【報告】

  • 別曽和江 「近世大坂雛屋町における町代のあり方と都市社会」
  • 張雯婧 「近代日本における阿片政策の光と影―「外務省阿片委員会」(1926-1931)を手がかりに―」
  • 井ノ元ほのか 「近代日本の巨大都市における病者と救療―大阪府方面委員の活動を手がかりに―」
  • 劉韵琤 「占領地の「戦後」をめぐる言論空間―終戦直後の『大陸新報』を手がかりに―」 

【形態】Zoom(発表・質疑は日本語で行います)

※参加希望の方は、下記事務局へメールでお申し込みください(会議ID・レジュメを送付)。
 お申込みの際には、氏名・アドレス・セミナー名、ご所属などを明記してください。

 【連絡・問い合わせ先】

大阪公立大学国際学術シンポジウム2021事務局
558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail: internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です 

【主催】上海大学文学院、大阪公立大学文学研究科

【共催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)、国際学術シンポジウム2021「近世~近代移行期における周縁的社会集団の世界」事務局、都市・周縁〈史料と社会〉科研

● 大阪公立大学国際学術シンポジウム フォローアップ・セミナー2022(第1回)

【概要】

2020年度よりスタートした大阪市立大学国際学術シンポジウムは、7回の準備セミナーを経て、2021年度に「国際学術シンポジウム2021 連続オンラインセミナーシリーズ」として、6回のオンラインセミナーを開催し、12月には日本・中国・アメリカ東部をつなぐメインセミナー・講演会を開催しました。今年度は、これまでの国際共同研究の取り組みをさらに継承・発展させていくために、フォローアップ・セミナーを複数回、開催します。

フォローアップ・セミナー第1回は、近世~近代中央ユーラシア・ロシア史がご専門の濱本真実氏(大阪公立大学文学研究科)にご報告いただきます。17世紀から19世紀にロシア帝国のムスリムが作成した文書のうち、「嘆願書」をとりあげ、ムスリムの正教改宗やタタール商人の活動に触れながら、当該史料の性格について論じていただきます。皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

【日時】2022年6月29日(水) 17:00~19:00ごろ

【報告】濱本真実(大阪公立大学文学研究科)「17-19世紀ロシア帝国のムスリム史料としての嘆願書」

【形態】Zoomでの開催

※参加希望の方は、下記事務局へメールでお申し込みください(会議ID・レジュメを送付)。
 お申し込みの際には、氏名・アドレス、セミナー名、ご所属(差し支えない範囲で)を明記してください。

【連絡・問い合わせ先】 大阪公立大学国際学術シンポジウム事務局
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail internationalsymposium2021[a t]gmail.com([a t]を@に変換してください)

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。

※基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝)の研究活動の一環でもあります。

● M. Khodarkovsky教授講演会

【概要】

大阪公立大学文学研究科都市文化研究センターは、科研費基盤研究(A)「近世ユーラシアの宗教アイデンティティ:グローバル多元主義と地域大国主義の相克」(研究代表者:守川知子)、および北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターと共催で、Michael Khodarkovsky教授をお招きした講演会を開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【日時】2022年6月17日(金)16:00~18:00

【講演】Michael Khodarkovsky氏(米国ロヨラ大学教授/北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター外国人研究員)"Coloniality and Religion in the Russian Empire"

使用言語】英語

【形態】一般公開/無料/対面のみ(要事前申込)

※参加を希望される方は、6月10日(金)正午までにこちらのリンクよりお申込みください。
 定員に達し次第受付を終了いたしますので、ご希望の方はお早めにご登録ください。

【会場】大阪公立大学 I-siteなんば(カンファレンスルームC3)
〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階
Tel 06-7656-0441(代表)

【連絡・問い合わせ先】濱本真実(大阪公立大学) mhamamoto[a t]omu.ac.jp([a t]を@に変換してください)

【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)

【共催】科研費基盤研究(A)「近世ユーラシアの宗教アイデンティティ:グローバル多元主義と地域大国主義の相克」(研究代表者:守川知子)、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター

● 都市・周縁〈史料と社会〉科研・小円座

「近世大坂の都市社会と大工集団」

【概要】

近世社会において、大工職人は領主・民間の膨大な建築需要のもとで社会的インフラを支える重要な存在であった。そうした需要の集中する都市においては、その存立を技術的・社会的に支える不可欠な存在であり、大工職人の存在形態を考えることは都市社会構造を考える上で重要な意味を持っている。本科研プロジェクトでは、〈史料と社会〉の視点から、都市における複合的な社会構造の研究を進めてきたが、大工集団(大工組)も、他の社会集団と同様に豊富に史料を作成し、残してきており、そうした視点から考察を深めていくこ とは、大工などの職人集団の歴史を考えていくうえで新たな展望を拓くことになろう。

そこで、今回の小円座では、大坂の大工組について、大工組自身が残した史料から 都市の大工組の特質を考察した上で、大工組をめぐる法史料を手がかりに天保改革期 の大工組のあり様について検討する報告を用意した。建築史学の立場からのコメント を得て、巨大都市大坂における大工職人をめぐる社会構造を議論する場としたい。
皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。

【日時】202265日(日)13:00~17:00

【形態】Zoomでの開催

【報告】田坪賢人氏 (大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程院生) 「大工組「解散」と大坂の大工組(仮)」

【コメント】谷 直樹氏 (大阪市立大学名誉教授)
※参加希望者は、都市・周縁〈史料と社会〉科研事務局(kinnseiosakakennkyuukai[a t]gmail.com、[a t]を@に変換) まで、事前にメールで申し込んでください(ZoomID・レジュメを送付します)。

【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です。