季節の標語 3月
気をつけよう バイキン界の ひな祭り

今月のキャラクター
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ハイエンキューキン王(肺炎球菌)
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インフルエンザキン
XV世女王(インフルエンザ菌) -
クレブシエ裸族(クレブシエラ属)
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サルモネ裸族(サルモネラ菌)
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シゲ裸族(シゲラ属)
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チフス和尚(チフス菌)
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パラチフス和尚(パラチフス菌)
解説
ヒブ-肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けましょう
今月の一大イベントはひな祭りですね。バイキン界にひな祭りがあれば、お内裏様は肺炎球菌、お雛様はインフルエンザ菌といったところでしょうか。
肺炎球菌とインフルエンザ菌は、肺炎の二大原因菌ですが、髄膜炎を起こす二大原因菌でもあります。ヒブ-肺炎球菌ワクチンのヒブとは、Haemophilus influenzae type bの略(Hib)ですので、 ヒブ-肺炎球菌ワクチンは、インフルエンザ菌と肺炎球菌による感染症を予防するためのワクチンです。主に、これら二つの菌による髄膜炎の予防を目的としています。
ワクチンの導入により、これら二つの菌による髄膜炎は劇的に減少しました。特に、インフルエンザ菌性髄膜炎の減少率は顕著です。
このように、ヒブ-肺炎球菌ワクチンは、効果の高いワクチンの一つで、2013年4月1日から定期接種の対象となっています。小さなお子さんをお持ちの方は是非忘れずに定期接種を受けましょう。
ちなみに、インフルエンザ菌は、チョコレート寒天培地*という特殊な培地で発育します。3月のもう一つのイベントはホワイトデーですね。インフルエンザキンXV世女王へのお返しはチョコレートがよいみたいです。
*チョコレートが入っているのではなく、溶血した血液を混ぜた培地で、色がチョコレートのように見えるためにチョコレート寒天培地とよばれています。溶血させることで、 インフルエンザ菌の発育に必要なX因子とV因子が培地中に溶け出すため、インフルエンザ菌の培養にしばしば使用されます。