Lecture (2016)

Speaker Takashi Takebe (National Research University)
Title 代数的 Bethe Ansatz の周辺
Date November 1 (Tue) 2016, 14:45~16:15,16:30~18:00
November 2 (Wed) 2016, 14:45~16:15,16:30~18:00
November 4 (Fri)  2016, 14:45~16:15,16:30~18:00
Place E408, Faculty of Science, Osaka City University
Abstract 統計力学の二次元可解格子模型に対する代数的 Bethe Ansatz と、 それに関連する話題について紹介する。 ・Spin chain と vertex model ・転送行列と Yang-Baxter 方程式 ・代数的 Bethe Ansatz ・Gaudin 模型の Bethe Ansatz ・WZW 模型と Gaudin 模型 ・Bethe Ansatz と脇本加群 について話す予定。内容はどれも前世紀の話ではあるが、最近あま り講義されることが無いようなので、 いわゆる「量子可積分系」の因って来る所、目指す所について語りたい。2004年に上智大学で行なった講義 (上智大学数学講究録47)のダイジェスト版である。  本集中講義は,大阪市立大学数学研究所が推進するJSPS頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク 推進プログラム採択事業「対称性,トポロジーとモジュライの数理,数学研究所の国際研究ネットワーク展開」 の活動の一環として 開催されます。