おしらせ

2022年10月17日

第169回 サロンde人権のおしらせ

テーマ: なぜ日本で働くのか - アジア新興国ベトナムから考える

話題提供: 川越 道子 さん(大阪公立大学 人権問題研究センター 特任准教授)

日時: 2022年11月16日(水)13時30分〜15時30分
場所: 大阪公立大学 人権問題研究センター 共同研究室 および ZOOM(オンライン開催)

 長らく外国人の受入れに閉鎖的であった日本は、少子高齢化に伴う若年労働力不足を背景に、近年、法改正や規制緩和を繰り返して外国人労働者受入れの門戸を急速に広げている。しかし、世界においても労働力の獲得競争は激化しており、そうした中で経済が縮小傾向にある日本は、労働者にとって徐々に魅力がない国になりつつある。政府や経済界から「選ばれる国に」という言葉が発せられはじめた一方、依然として、日本において送出し国の社会状況や労働者の意識や姿が十分に理解されてきたとはいい難い。

 今回の報告では、現在、日本への主要な労働力送出し国となったベトナムを取りあげて、日々、目まぐるしく変容するアジア新興国の社会変容をとらえるとともに、海外に働きに行く若者たちの意識について見ていく。そこから、今後の外国人労働者の受入れや「共生」において何ができるのかを考えたい。

参加無料・事前申込・先着順

※オンラインと対面開催を予定しています。(対面10名、ZOOM 定員100名)

参加希望者は前日正午までにお申し込みください。
定員に達し次第締切とさせていただきます。

お問い合わせはセンターまで

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