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2026年6月17日
大阪公立大学 共用研究機器センター
~ 高エネルギー線源搭載X線回折装置(SmartLAB XE/RA/Ag)~
大阪公立大学共用研究機器センターは、大阪公立大学が有する研究設備等を学内外の機関や企業等の研究者で共同利用できる環境を整備することで、学外各機関の研究活動の活性化と研究力の向上に貢献することを目的に、共創活動を推進しています。この度、共創活動を推進する中で、外部機関の利用が可能となっている機器について、機器取扱講習会を開催することになりました。
高エネルギーX線を用いた全散乱測定と二体分布関数(Pair Distribution Function:PDF)解析により、結晶材料だけでなく、アモルファス材料、ナノ材料、さらには液体試料についても、原子スケールの局所構造評価が可能となりました。電池材料、触媒、ガラス、高分子材料などの幅広い分野において、材料機能の発現機構解明や次世代材料開発を支える重要な解析手法として注目されています。
本講習会では、Ag線源(波長:約0.56 Å)を搭載した多目的X線回折装置 SmartLab 9 kW(リガク)の取扱いについてご紹介します。粉末X線回折(XRD)の基本測定から、全散乱測定およびPDF解析に適したデータの取得方法まで、実際の測定事例を交えながら分かりやすく解説します。また、本学では冷却・加熱測定が可能な温度制御チャンバー TTK600(Anton Paar)や充放電過程をその場観察できるオペランドXRD測定環境を整備しており、これらを活用した材料評価事例についてもご紹介します。さらに、本装置ではAg線源を用いることで広いQ領域の測定が可能であり、固体材料だけでなく液体試料についてもPDF解析に適した高品質なデータを取得できます。
「アモルファス材料やナノ材料の局所構造を評価したい」「電池材料や触媒の構造変化を解析したい」「液体や溶液の構造を原子スケールで理解したい」とお考えの企業の研究開発担当者ならびに研究者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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