お知らせ

2022年6月21日

  • 研究

坪井 泰之教授らの研究成果がドイツの国際誌 Angewandte Chemie Int Ed の電子版に掲載

大阪市立大学大学院 理学研究科の坪井 泰之(つぼい やすゆき)教授らのグループは、神奈川大学 理学部化学科の東海林 竜也(しょうじ たつや)准教授、スウィンバーン工科大学、ロイヤルメルボルン工科大学と共同で、蛍光性ポリマーの蛍光の色をレーザー光の強度だけで青、緑、黄緑、黄色、オレンジ色に完全リモートかつ可逆的に自在にコントロールできる方法を開発しました。これは、坪井教授が独自開発したブラックシリコン光ピンセットを用いてはじめて可能になる技術で、純粋な電磁気学的な力である「光の圧力」の全く新しい応用です。本研究で初めて、材料を変えたり添加剤を用いることもなく、発光体に手を触れることなく、レーザー照射だけという簡便な方法でRGBフルカラーチューンに近い発光色の制御に成功しました。

この研究成果はドイツの国際誌 Angewandte Chemie Int Ed の電子版に2022年1月13日に掲載され、Frontispiece (口絵) を飾りました。詳細はこちらをご確認ください。

https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2021/220228