桃色たんぽぽとノースポール
APAC電顕
カルス誘導

光合成の環境適応機構に学び、ストレスに強い植物を創る

植物は、光合成により太陽エネルギーを有機物に固定することによって、地球上のほとんどすべての生物の活動を支えています。しかしながら植物を取り巻く環境条件〜光、温度、水分、栄養分等々〜は常に変動し、必ずしもいつも光合成に適した条件ではありません。植物は不適切な環境下でも移動することができないため、置かれた環境に応じて、自身の光合成機能を柔軟に変化させることにより適応しています。私たちはこの光合成機能の柔軟な環境適応のしくみについて研究しています。現在、注目して取り組んでいるのは、次の2つのテーマです。

  1. カロテノイド生合成調節機構の解明

  2. 培養細胞を用いた葉緑体機能の調節機構の解明