取り組み事例

2024年3月22日

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環境部エコロ助取材 ~環境報告書2022~

2022年9月13日 、本学の環境部エコロ助の皆様に取材をさせていただきました。

エコロ助は、環境問題を身近に感じてもらうことを目的とした環境活動団体で、大阪府立大学時代から続くその歴史は20年以上と長く、今現在も約70名の部員で活発な活動を続けられています。

この度はエコロ助が行っている環境活動や、今後の展望についてお話を聞かせていただきました。

Q1. エコロ助さんではどのような活動を行っていますか?

学内外での環境啓発やワークショップの開催、使わなくなった自転車のリユース、古紙回収など様々な活動を行っています。

なかでも今年は、堺市西区の大鳥大社にて清掃活動を行いました。台風の被害を受けた菖蒲園の再生を目的に、地元の方々と一緒に木の伐採や雑草取りなどをしました。

また、例年千早赤阪村で開催される棚田夢灯りのイベントのお手伝いを今年も予定しており、イベン トスタッフとして灯篭の設置やごみ箱の管理、お客さんの誘導などを行う予定です。

今年の5月に3年ぶりに中百舌鳥キャンパスで開催された学祭(友好祭)ではごみ箱の設置やごみの分別の呼びかけ、ポイ捨てごみの回収などの清掃活動を行いました。さらに使い古した保冷剤を使って消臭剤を作るワークショップを行い、たくさんの方に楽しんでいただけました。

Q2. たにありますか?

p.27_エコロ助コンタクトレンズ

今年の夏から新たに粧美堂株式会社様と連携を取りコンタクトレンズのブリスターパック(コンタクトレンズが入っている容器)のリサイクル活動を始めました。本学の中百舌鳥キャンパスでブリスターパックをBOXで回収し、ポリプロピレンの再生資源として生まれ変わります。 

活動のきっかけは、粧美堂株式会社様が大学生と協力してSDGsに関わるプロジェクトをしたいと考えておられたところ、SDGsの事業に精力的に活動されている本学副学長の大塚教授がご友人から紹介を受け、エコロ助を推薦してくださったことです。私たちとしてもこのような機会は貴重であり、ぜひ参加させていただきたいと思い、今に至ります。

2022年度の後期から本格的な活動を予定しており、現在はまだ再生資源にリサイクルした後、どんな製品に再利用するか決まっていないので、リサイクル製品のアイデアはエコロ助で募集しています。提供した物品が自分の元へリサイクルして帰ってくれば生まれ変わったことが実感しやすいと思います。

Q3. 今後の展望などはありますか?

まず今ある活動や取り組みを引き継いでいくことです。

それに加え、コロナ禍も落ち着いてはきましたが、コロナ前に取り組んでいたものなど、無くなったものを取り戻していきたいです。また大阪市立大学とも統合したので、将来は杉本キャンパスにも拠点を拡げ、さらに多くの人に活動を認知していただきたいと考えています。

 

エコロ助の皆様、ありがとうございました。

エコロ助さんの情報はHPTwitterInstagramで発信されているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

 http://ecolosuke.com/

p.27_エコロ助取材の様子

取材の様子

その他本法人の環境パフォーマンス・環境活動は「公立大学法人大阪 環境報告書」をご覧ください。

https://www.omu.ac.jp/about/efforts/environment/

該当するSDGs

  • SDGs12
  • SDGs17