持続可能なキャンパス共創WG
目的
キャンパスを「社会の実験室」に
わが国が目指す「2050年カーボンニュートラル社会」の実現に向け、本学は「持続可能な社会を共創する大学等コアリション」に参画しています。キャンパス全体を、新しい技術や仕組みを試す「実証の場(リビングラボ)」と位置づけ、持続可能な社会のモデルづくりを進めています。
脱炭素(カーボンニュートラル)にとどまらず、資源の循環(サーキュラーエコノミー)、自然環境の保全(ネイチャーポジティブ)、そして人々の心身の健康と幸福(ウェルビーイング)を軸とした、未来につながるキャンパスの構築を目指して活動しています。
活動例紹介
1.森之宮キャンパス(2025年開設)
環境配慮に優れた次世代型キャンパスです。
大阪府および大阪市から環境建築として表彰
大阪公立大学森之宮キャンパスは、令和7年度に大阪府の「おおさか気候変動対策賞特別賞(“涼”デザイン建築賞-ZEB Style-)」および大阪市の「おおさか環境にやさしい建築賞(商業施設その他部門賞)」をそれぞれ受賞しました。
デザインと省エネを両立した環境設計
建物の西面には、日差しを和らげる「角度調整ルーバー」を配置し、快適な空間と省エネルギーを両立しています。
資源循環への挑戦(サーキュラーエコノミー)
キャンパス内で使われるお弁当容器(バイオプラスチック製)を回収し、エネルギーとして再利用する実証実験を行
い、具体的なCO2削減効果を確認しました。
未利用エネルギーの活用
隣接する下水処理場からの高度処理水を、空調の熱源や雑用水として有効活用し、CO2排出やヒートアイランド現象を抑える取り組みを今後実施する予定です。
2.スマートエネルギー棟(中百舌鳥キャンパス):産学官民のリビングラボ
消費するエネルギーを実質ゼロにする建物(ZEB:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)や、最新のスマートビルの社会実装を目指す、開かれたイノベーションの拠点です。
キャンパスのZEB化を推進
「産学官民リビングラボ」として運営されており、大学での研究成果をキャンパス内で実際に試し、エネルギー消費を最小限に抑える環境一体型のキャンパスを追求します。
パートナー企業との共創
協力企業とともに、建物全体に断熱複層ガラスなどの最新技術を導入し、実際のキャンパス環境で省エネ効果を検証しています。こうした技術交流や実験を通じて、持続可能なキャンパスの仕組みを社会へ発信します。
対話から生まれるイノベーション
企業、自治体、学生、そして地域住民の方々が自由に集い、持続可能な未来について語り合えるオープンイノベーションスペースを設置しています。多様な人々が参加することで、キャンパスから新たな価値を生み出します。
3.産学官連携によるエネルギーの効率化と最新技術の活用
関西電力株式会社などとの包括連携協定に基づき、「太陽光発電オンサイトサービス」や、AI・IoTを活用した空調制御サービス「おまかSave-Air」などの導入効果を試算しています。民間企業の知見や最新技術を活かした、新しい創エネ・省エネモデルの検討と推進を行っています。
