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2025年10月17日
2025年度 都市シンクタンク機能強化事業の中間報告会を実施
本学では都市シンクタンク機能を駆動させるための仕組みの一つとして、「共創研究グループ結成支援事業」を実施しています。大学と行政、民間企業等との共創による「都市シンクタンク」に資する新たな研究テーマを創出して、これに取り組むための共創グループを結成し、遂行することを支援する事業です。
2025年9月25日(木)、オープンイノベーションラウンジ「ほとりで」にて、2025年度「共創研究グループ結成支援事業(設立支援・加速支援事業)」中間報告会を実施しました。採択プロジェクトの代表者と共創相手が集い、プロジェクトの説明と進捗状況を報告。実施にあたっての課題などの情報交換を行いました。約70名の参加があり、それぞれの発表の後には多くの質問が出て活発な報告会となりました。

重松 孝昌副学長(産学官民共創戦略、都市シンクタンク戦略、産学連携、万博担当)による開会のあいさつ

司会を務める杉田 菜穂学長特別補佐
採択プロジェクト(設立支援事業)
大阪都心回遊性向上研究プロジェクト 2025万博サテライトプランにおけるデータを活かしたネットワーク型自治プラットホームによるまちなか再生築 代表者:嘉名 光市(工学研究科) |
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産官学連携による橋上空間の包括的マネジメント・モデルの構築 代表者:高木 悠里(工学研究科) |
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光触媒を用いたマクロ感染症制御および都市衛生環境改善に向けた研究 代表者:秋吉 優史(大阪国際感染症研究センター) 共創相手(登壇者):上杉 さやか、岡崎 真也(シャープ株式会社) |
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日本創発医薬品開発(Made in Japan)の促進を念頭においた高大一貫型研究者育成プログラムの拠点形成 代表者:松原 勤(医学研究科) 共創相手(登壇者):笠原 英樹(大阪府立寝屋川高等学校 教頭) |
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植物由来タンパク質を用いた感染症対策プラットフォームの構築 代表者:望月 知史(大阪国際感染症研究センター) 共創相手(登壇者):春木 優汰(ダイダン株式会社) |
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天然物を活用する「健康寿命延伸」や「食品ロス解消」がかなえるwell-beingな社会の構築 代表者:藤田 憲一(理学研究科) 共創相手(登壇者):鈴木 健太(奥野製薬工業株式会社)、三嶋 隆(一般財団法人日本食品分析センター) |
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グリーンインフラを活用した持続可能な都市環境の創成 代表者:名波 哲(大学附属植物園) |
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大都市における新しい都市社会政策を構想する共創プラットフォーム形成事業 代表者:川野 英二(文学研究科) 共創相手(登壇者):澤田 卓士(大阪市西区役所) |
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海の再生可能エネルギー事業化支援グループの設立 代表者:中條 壮大(工学研究科) 共創相手(登壇者):東 謙治(株式会社ダビンチ) |
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「レジリエントな都市大阪のあり方」政策共創ユニット 代表者:手塚 洋輔(法学研究科) |
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学校・行政・民間との連携によるOMU人権研修プログラムの構築 代表者:廣岡 浄進(国際基幹教育機構・人権問題研究センター) |
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「ブルー・オーシャン」大阪湾の実現を目指す産官学民連携の推進 代表者:千葉 知世(現代システム科学研究科) |
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サステナブルな生物多様性を保証するグローバル獣医学連携 代表者:山岸 則夫(獣医学研究科) 共創相手(登壇者):向井 猛(天王寺動物園長) |
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大阪市の健康寿命延伸に向けた地域・職域連携推進の基盤構築 代表者:都筑 千景(看護学研究科) 共創相手(登壇者):生野 淑子(大阪市健康局健康推進部) |
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採択プロジェクト(加速支援事業)
子どもを中心とした課題リスク発見・支援と地域資源拡充の統合エコシステム構築 代表者:山野 則子(現代システム科学研究科) 共創相手(登壇者):狩野 俊明(大阪府 スマートシティ戦略部 戦略推進室) |
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ひきこもりの実態把握に基づく孤立・孤独支援施策及び事業の提案 代表者:野村 恭代(都市科学・防災研究センター) 共創相手(登壇者):一岐 真紀(大阪府 福祉部地域福祉推進室 地域福祉課地域福祉支援グループ) |
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クリーンな空気による感染症に強い都市づくり 代表者:山﨑 伸二(大阪国際感染症研究センター) |
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櫻木 弘之学長による開会のあいさつ

会場の様子
関連情報
共創パートナーズについて(大阪公立大学イノベーションアカデミーWebサイト)