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2015年1月6日

超小型衛星OPUSAT 愛称:「こすもず」(CosMoz)が宇宙へ

2014年2月28日に、大阪府立大学 工学研究科 小型宇宙機システム研究センター(略称:SSSRC)が開発した超小型衛星OPUSAT(オプサット)を搭載したH-2Aロケット23号機が、種子島宇宙センターより打ち上げられました。約15分後、主衛星である全球降雨観測計画(GPM)主衛星およびOPUSAT等の衛星を予定軌道に投入、各衛星の分離が順に成功し、打ち上げは成功しました。OPUSATは打上げから38分後に分離されました。

同日18時40分頃に、日本上空を通過したOPUSATからの430 MHzのアマチュア無線バンドの信号を大阪府立大学の地上局で受信し、OPUSATが軌道上で正常に動作していることを確認しました。

また、2013年6月から8月にかけてOPUSATの愛称を募集したところ、113件の応募があり、その中から、開発メンバーによる話し合いの結果、「こすもず(CosMoz)」に決定しました。
大阪府立大学の中百舌鳥キャンパスの名称の由来であり、小さな体で空を自由に飛ぶ百舌鳥(もず)と、宇宙(cosmos)をかけあわせた「こすもず(CosMoz)」です。宇宙科学研究所の伝統に習い、「こすもず」のラベルも作成しています。

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ギャラリー

 


超小型衛星OPUSAT「こすもず」


フェアリング結合の様子(出典:JAXA)


「こすもず」が格納されているJ-POD(出典:JAXA)


H-IIAロケット23号機リフトオフ(出典:JAXA)


愛称ラベルとマスコットキャラ「おぷー」


裏面ラベル


打上げを待つOBと現役メンバー


ファーストパスを探す運用メンバー


「こすもず」から届いた電波 “--- ・--・ ・・-” (モールス符号で“OPU”の意)