物理学 科目概要・科目構成

科目概要

 物理学は、経験や実験事実を基に、自然界の法則を追求する学問です。したがって、物理学関連分野だけでなく、化学や生物学などを含むあらゆる自然科学の基礎をなすものです。今日の私たちの生活を豊かにしているさまざまな科学技術の発達も、物理学の発展無しには不可能であったと言っても過言ではありません。皆さんが理系のどのような分野に進まれるにしても、その専門分野を理解するためには、物理学の基礎を理解しておくことが不可欠です。
 そこで、基礎教育科目として提供される物理学関連科目は、目的に応じて3 つに大別される科目から構成されています。

科目構成

大別 概要 科目名
専門基礎的科目 専門科目を学ぶ上で必要となる、物理学各分野(力学、電磁気学など)の基礎を学ぶ科目です。 (講義科目)
基礎力学A1、A2、
    B1、B2、B3、C
基礎電磁気学A1、A2、C
基礎熱力学
近代物理学
基礎量子力学A、B
基礎統計力学
基礎解析力学

(実験科目)
基礎物理学実験1A、1B、
       2A*、2B*
応用物理学実験**

(演習科目)
基礎物理学演習
医療系向け科目 医療系で必要とされている分野に重きを置いて、物理学の基礎知識を学ぶ科目です。 物理学基礎
入門科目 これまで物理学になじみが薄かった人を対象に、物理学について幅広く学ぶ入門的な科目です。 入門物理学1、2
入門物理学実験

*基礎物理学実験2A、2B の履修にあたっては、入門物理学実験、基礎物理学実験1A、1B いずれかの単位を修得していることを要します。
**応用物理学実験の履修にあたっては、基礎物理学実験1B の単位を修得していることを要します。