活動情報
2026年8月6日
- 公開講座
- 実験
【科学実験講座】ナノメートルの金属づくりに挑戦~日常にひそむ真空の力~
■日時 2026年8月5日(水)13時30分~16時00分
■会場 大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス B8棟
■概要 「ナノメートルの金属づくりに挑戦〜日常にひそむ真空の力〜」を実施した。
はじめに、講師が真空盤と排気ポンプを使った減圧の演示実験を行った。受講生は、真空盤に入れた風船やマシュマロが膨らむ様子から真空の状態を視覚的に楽しんだ。さらに吸盤やお湯の沸騰などを減圧下で観察し、どのような変化が起きるかを予想しながら身の回りにひそむ真空の力を学んだ。


その後、受講生は蒸着源やガラス板を装置に取り付け、排気ポンプを起動し、バルブを開閉してベルジャー内を排気した。蒸着に必要な良質な真空度に達するまでに約 1 時間を要する。その待ち時間を利用して、受講生は 8 種類の金属サンプルの密度を計算した。その計算結果と、講師が評価した実際の蒸着源の密度を比較し、蒸着源がアルミニウムであることを突き止めた。


実際の蒸着では、通電加熱によってアルミニウムを溶かし、ガラス基板の上に薄膜を形成する。電流値の調整は受講生が担当し、時間をかけて慎重に作業を進めた。完成した金属膜を光にかざして品質を確認した後は、真空技術が持つ有用性について受講生と講師で議論した。最後に講師が受講生や保護者からのさまざまな疑問や質問に応答し、すべてのプログラムを終えた。
