活動情報

2023年12月23日

  • 実験

大阪公立大学工業高等専門学校 実験プログラム

■日時 1223日(土)1330分~1630

■会場 大阪公立大学工業高等専門学校

■内容   高専実験プログラム

■概要 大阪公立大学工業高等専門学校 西岡副校長による学校紹介の後、未来の博士育成ラボラトリーと堺サイエンスクラブの受講生は『電池の作製と特性実験』と『3次元CADによるものづくり』の2つの実験テーマに分かれ実験を楽しみました。

【電池の作製と特性実験】主担当講師:東田 卓先生
燃料電池やボルタ電池、備長炭電池、マグネシウム電池について、実験を通してそれぞれの構造や特性を学びました。
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電池を用いて水から水素と酸素を電気分解する実験を行い、水素ガスと酸素ガスをゆっくりと化学反応させて電気エネルギーを発生して動く水素燃料電池車の走行実験をしました。ボルタ電池の仕組となる銅板と亜鉛板の金属板を希塩酸に浸して電気を取り出し電圧計で計測しました。備長炭電池の電流を測った後、電極にアルミ箔をつなげオルゴールを鳴らしました。マグネシウム電池の実験では、受講生それぞれがマグネシウムカーを組み立てて走らせました。

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3次元CADによるものづくり】主担当講師:中谷 敬子先生
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次元CADで重要となるデザイン設計について学び、3次元CADソフトを使って受講生それぞれがキーホルダーのデザイン設計をしました。設計したキーホルダーを出力する3Dプリンタを見学し、構造を学びました。
ロボット倶楽部の学生からはロボットコンテストに出場したユニークなロボットの紹介がありました。ロボットには3Dプリンタで作成した多くの部品があり、実物のロボットに触れ、動かし方など細部にわたる構造の説明やロボット製作の話などを聞きました。

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