活動情報
2025年5月10日
- 実験
基礎実験①
■開催日時 2025年5月10日(土)13時30分~16時00分
■活動場所 大阪公立大学 中百舌鳥キャンパスB4-2棟
■活動内容 基礎実験①
■概 要 「光の虹が教えてくれるLEDと蛍光灯のちがい」というテーマで実験を行いました。この実験の目的は、LEDや蛍光灯という身近な照明器具が、どのような仕組みで光っているのかを理解することにあります。受講生は5名程度のグループに分かれ、電球に通電するための結線作業に取り組みました。電工ペンチやワイヤーストリッパーといった、普段はあまり扱うことのない工具に最初は戸惑う様子も見られましたが、全員が無事に電球を点灯させることができました。光の虹 (分光スペクトル) の観察には回折格子を使いました。回折格子をラミネートで覆い、手に持って観察できるように加工しました。観察が始まると、見た目は同じように白く光っているのに、虹の形や色合いが大きく異なることに受講生たちは驚いていました。それぞれの光の虹をスケッチしながら、光の特徴について議論しました。実験の最後には、講師が電子の振る舞いや使用されている素材の観点から、両者の発光原理について解説しました。このグループワークを通じて受講生たちは、光にまつわる物理の理解をより深めることができました。