活動情報
2025年6月7日
- ワークショップ
スキルスシミュレーションセンター(SSC)医療体験学習
■日時 2025年6月7日(土) 13時30分~16時30分
■会場 大阪公立大学 阿倍野キャンパス 看護学部学舎C棟4階
■内容 スキルスシミュレーションセンター(SSC)医療体験学習
■講師 医学研究科 准教授 栩野 吉弘(とちの よしひろ)先生
医学研究科 病院講師 奥山 直木(おくやま なおき)先生 他
■概要 今回は学部の垣根を越えて、医学部と連携し、医学部スキルスシミュレーションセンター(SSC)にて、医療体験学習を行いました。
栩野吉弘先生(医学研究科 准教授)による講演では、医師の仕事やさまざまなキャリアについて、わかりやすい説明がありました。
その後のパネルディスカッションでは、事前に受講生から寄せられた質問に対して、医療の現場で働く方々が丁寧に答えてくださり、手術に関する疑問や、仕事のやりがい、苦労、印象に残った体験など、命に向き合う医療現場のリアルなお話を聞くことができました。
後半は、3つの医療体験(聴診・エコー・AED)を、班ごとに順番に回って体験しました。
【聴診体験】 聴診器を使って肺や心臓の音を聞いたり、脈にふれて血流を感じたりする体験をしました。正常な音と異常な音の違いについても教わり、体の中でどんなことが起きているのかを考えるきっかけになりました。
【エコー体験】 超音波を使って体の中の様子を画像で観察するエコー検査を体験しました。痛みがなく、放射線検査のような被ばくの心配がないため体への負担が少なく、すぐに結果がわかるという特長があることも知ることができました。検査では、ゼリーを使って臓器や赤ちゃんの様子を見るしくみについても学びました。
【AED体験】 心停止時の死亡リスクを下げるAEDの使い方の手順について学びました。周囲の安全確認から、意識・呼吸の確認、胸骨圧迫、AEDの使い方まで、体を動かしながら、一つひとつの手順を体験しました。
今回のプログラムを通して、受講生たちは医療分野への理解を深めるとともに、キャリア形成における志を育み、多角的な視点で学び続けることの大切さを考える、貴重な機会となりました。
医学部スキルスシミュレーションセンター(SSC)の詳しい情報は以下webサイトをご覧ください。