活動情報
2025年12月13日
- 実験
大阪公立大学工業高等専門学校 実験プログラム
■日時 2025年12月13日(土)13時30分~16時30分
■会場 大阪公立大学工業高等専門学校
■内容 高専実験プログラム
■概要 大阪公立大学工業高等専門学校の西岡副校長による学校紹介の後、未来の博士育成ラボラトリーと堺サイエンスクラブの受講生は、「わくわく科学体験!~ロボットから未来のくらしまで~」と「電気と磁石で音をつくろう!〜スピーカーのひみつを探れ〜」の2つの実験テーマに分かれ、それぞれを体験しました。

【わくわく科学体験!~ロボットから未来のくらしまで~】主担当講師:野田 達夫先生
ロボットと未来のくらしをテーマに、①機械学習とScratchによるシューティングゲーム製作、②プログラミングによるロボットアームの操縦体験、③太陽電池で光るランタンの組み立て、④MESHを使ったスマートホーム体験といった4つの講座を実施しました。いずれの講座も有志団体FARADに所属する現役の高専生に講師を行っていただき、実験方法や動作原理を学びました。限られた時間ではありましたが、各講座で「ゲームをもっと面白くするには?」「ロボットアームで魚釣りをするには?」といった課題が参加者へ投げかけられ、高専生との対話を通じて楽しみながら取り組む姿が見られました。

【電気と磁石で音をつくろう!〜スピーカーのひみつを探れ〜】主担当講師:金井 友希美先生
電気と磁石のはたらきをテーマに、身近な材料を使ってスピーカーを作る体験型の科学イベントを実施しました。まずはじめに、紙コップやコイル、磁石を使い、実際にスピーカーづくりに挑戦しました。身近な材料でとても簡単に作ったスピーカーから音が鳴る様子に、参加者が驚く場面も見られました。次に、電流と磁石の関係を手がかりに、音の正体である「振動」をスピーカーが作り出していることや、なぜ音が鳴ったのかを考えました。後半は、振動板の素材やコイルの巻き方などを自由に変えながらスピーカーを改良し、音の大きさや聞こえ方の違いを比較する探究活動を行いました。TAとして参加したROSEの学生や参加者同士で意見を交わしたり、互いの作品を参考にしながら、作っては音を確かめるという試行錯誤の様子が多く見られ、理科の知識とものづくりの楽しさを体験的に学ぶ時間となりました。

