おしらせ

2022年8月9日

第168回 サロンde人権のおしらせ

「現代社会の部落差別 - 典的差別・現代的差別の視点から意識調査データを読み解く」

テーマ: 古典的部落・部落問題認識の分析 - 大学生への調査から

話題提供: 内田 龍史 さん(関西大学社会学部 教授)

テーマ: 部落差別における現代的差別とは - レイシズム研究の文脈から

話題提供: 阿久澤 麻理子 さん(大阪公立大学人権問題研究センター 教授)

日時: 2022年09月21日(水)13時30分〜16時00分
場所: 大阪公立大学 人権問題研究センター 共同研究室 および ZOOM(オンライン開催)

 差別は変容する。それは差別が「する側」の恣意によって、作り変えられるからである。ゆえに、差別主義(レイシズム)研究においては、マジョリティがどのように差別の言説・手段を作り変えるのかについても焦点をあててきた。今日、あからさまな差別が表出する場面は減少する一方で、差別はより構造的で微妙な形態をとるようになり、現代的差別、文化的差別、レッセ・フェール型差別など、「差別の変容態」の存在が指摘されている。

 こうした差別の現代的変容は、部落差別においては、どのように立ち現れているのだろうか。また、変容せずにあることとは何なのか。各地の自治体が実施する、最近の人権意識調査の結果を参照しつつ、2021年度、関東・関西の6大学の新入生を主な対象として実施した、部落問題に関する意識調査のデータをもとに、これを検証したい。

参加無料・事前申込・先着順

※オンラインと対面開催を予定しています。(対面10名、ZOOM 定員100名)

参加希望者は前日正午までにお申し込みください。
定員に達し次第締切とさせていただきます。

お問い合わせはセンターまで

20220921