フィールドの目的・特徴

教育研究フィールドの目的

植物開発と持続的利用の実際を学ぶ食や環境に役立つ植物の持続的開発利用には、実際の場での植物機能の働きや植物の振る舞いを知る必要があります。教育研究フィールドには、植物生産の模擬的環境として圃場や温室、資源植物園を備えており、植物生産と一体化したビオトープもあります。模擬的環境を生かして、農学部の「植物バイオサイエンスフィールド実習」をはじめとして、資源植物の収集・評価・保存、組換え植物などの実用化、有用植物の特性評価、環境影響評価などの教育・研究への支援を行っています。植物バイオサイエンスフィールド実習では、植物の開発と改良に必要な植物の育成管理技術、資源植物開発技術、LMO管理技術などの実際とその技術背景を学びます。また、農学部の卒業研究や研究科院生の研究実験と地域に密着した産学連携プロジェクト研究活動の場としても広く利用されています。

主な事業

・教員・大学院院生の教育研究支援地域貢献
・府下の企業等との共同研究
・植物の生育する模擬的環境利用への支援
・自然観察・農場見学・農業体験など教育機関への協力
・植物バイオサイエンスフィールド実習(農学部応用生物科学科2年生必須科目)