PROJECT

現在進行しているプロジェクト一覧

学生の学位論文執筆に関する研究につきまして

この度は、地域生態学研究グループの研究及び教育に対しまして、ご協力を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

以下の研究課題は、地域生態学研究グループの学生が学業及び学位論文の執筆のため実施しております。

調査協力依頼等がお手元に届いた皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

これらの研究課題に対してご質問などありましたら、お手数をお掛けしますが、調査依頼書に記載されております

研究実施者(学生)、もしくは地域生態学研究グループの教員までご一報ください。

また、近年の研究費の削減傾向、研究費の適切な運用、SDGsの観点から、学生が実施する質問紙調査等につきましては、

皆様からの回答データの回収方式を従来の郵送方式からオンライン方式に順次切り替えて調査を実施しております。

回答者の皆様におかれましては、ご不便をお掛けしますが上記の事情につきまして何卒ご理解を賜りたく存じます。

今後とも地域生態学研究グループの研究及び教育に対しましてご高配いただきますようお願いいたします。

【卒業論文】

(以下、準備中)

【修士論文】

研究課題名:おおさか河内材を事例とした関係者の認識に関わる質的検討

研究実施代表者:山本真夕

研究期間: 2023年4月上旬から2025年3月末まで

研究目的:日本の人工林の約半数が本格的な利用期にありますが、木材需要は低迷しているのが現状です。その中で、大阪府河内長野市は他市村とともに「河内林業地帯」として木材を生産し、現在では「おおさか河内材」としてブランド化もされています。この「おおさか河内材」が抱える課題やそれに対する関係者の認識に関する仮説を模索することで、都市近郊地域から産出される木質資源の利用促進に寄与します。

研究方法:参加者に対してインタビューもしくはアンケートや行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。

解析方法:上記の方法で得られたデータをテキストデータとして逐語録に変換し、その後質的調査手法によってデータ解析を行います。その際、個人を特定できる情報については匿名化処理を行います。

【博士論文】

(該当なし)

(以下、準備中)

以下の卒業研究は、皆様のご協力のおかげ様で2023年末までに無事完了しました。

また、学生たちも無事に本学から卒業することができました。

ご協力いただいた皆様へ心から感謝申し上げます。

一部の研究に関しましては、学会発表等を通して研究成果を社会に還元する予定です。

現在実施中の上記の研究につきましても何卒ご協力をお願いいたします。

研究課題名:緑のカーテンと暮らし方に関する研究

※緑のカーテンとは、アサガオやゴーヤなどのつる性の植物をネットに這わせて建物の窓・ベランダ・壁面などを緑で覆うものです。

研究実施代表者:青山陽香

研究期間: 2023年10月~2024年3月末  
研究目的:緑のカーテンと暮らし方についての調査を行います。これまで、緑のカーテン設置意欲に関わる住民の意識について研究が行われてきましたが、住民の属性や生活習慣との関連性を明らかにした研究はありません。そのため、本調査では都市にお住まいの方を対象に、緑のカーテンに対する意識や、住民の属性、生活習慣などを調査し、それらの関連性を明らかにすることを目的にしています。

研究方法:枚方市在住の方を対象にアンケート調査を行います。  

研究対象者:上記地域に在住の 18 歳以上の世帯代表者の 1 名を対象とします。

研究課題名:公園における思い出についての質的研究

研究実施代表者:大賀一心

研究期間: 2023年4月~2024年3月末
研究目的:人々が大学生ほどの年齢になるまで(以下、自己形成期と呼ぶ)に見た思い出に残っている場面、特に自然風景については1970年代以降、文化人類学・心理学・建築学・都市計画・造園学などの各分野で研究がなされており、
・ほとんど全ての人にみられること
・大多数の人が肯定的・積極的意味を与えていることから、人間にとって「心のよりどころ」となる風景と呼びうること
が提唱されています(茂原ら 1991 )。しかし近年は思い出に残っている場面に関する研究は少なく、また先行研究においては風景の対象を河川や山などの自然風景に設定したものが多く風景の対象を公園に絞り、思い出について研究したものは多くは見られません。そこで、本研究は現代の人々にとって山や川よりも比較的身近である公園に焦点を当ててインタビュー調査を行い、現代の人々が抱いている思い出に残っている場面を明らかにすることを目的としています。

研究方法:参加者に対してインタビューを行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。

研究対象者:上記の方法で得られたデータをテキストデータとして逐語録に変換し、その後質的調査手法によってデータ解析を行います。その際、個人を特定できる情報については匿名化処理を行います。

研究課題名:睡眠の質と日常行動に関する研究(第2回) 

研究実施代表者:惣田すず佳

研究期間:2023年6月上旬~2024年3月末

研究目的:近年、日本の睡眠事情は他国と比べ睡眠時間は短く、睡眠の質についても満足できていない現状にあります。先行研究では睡眠の質が健康に関係していることが示されています。しかし、自宅近隣の環境 と睡眠の量や質との関連性は 明らかにされていません。この研究では、自宅近隣にある施設やその利用と住民の睡眠の量や質との関係性について明らかにすることを目的としています。

研究方法:吹田市内に在住 の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住する18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。

研究課題名:生活習慣と公園の利用状況の関連について(第2回)

研究実施代表者:高橋若菜

研究期間: 2023年6月~20243

研究目的:生活習慣と公園の利用の関連について調査を行います。これまでの研究は身体活動に着目したものが多く、食事や喫煙などそれ以外の生活習慣との関連を調べた研究はあまりありません。この研究ではどのような生活習慣が公園の利用状況と関連するか明らかにすることを目的としています。

研究方法:大阪市西区・中央区在住の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。

研究課題名:都市公園利用者の特徴とその傾向把握

研究実施代表者:趙 張晏

研究期間: 2023年10月 ~20243月末
研究目的:近年、過密化した都市部では公園の需要が高まっています。そのため,実際に公園を利用する人の満足度を向上するために,利用者のニーズに沿った公園を提供する必要があると考えられます。この研究では、都市部にある公園の利用とニーズに関する利用者の特徴と傾向を把握することを目的とします。

研究方法:大仙公園の利用者の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:大仙公園における18歳以上の利用者を対象とします。

研究課題名:木育活動における現状と普及促進のあり方

研究実施代表者:渡辺彩実

研究期間:2023年4月~2024年3月末

研究目的:林業産出額の減少や木材価格の低迷化の影響を受ける日本の林業では、環境教育などの取り組みが推進されています。これらの取り組みに関する先行研究はみられるものの、2006年に全国で初めて北海道で定義された「木育」に関する研究は少なく、林業のさかんな地域や幼児教育に限定しているものが多いです。そこで、林業従事者が少ない地域における木育活動を調査対象として、活動の関係者の原動力や意識について明らかにし、木育活動の現状と課題を把握することを通して木育活動の普及を促進することを目的としています。

研究方法:参加者に対してインタビューもしくはアンケートや行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。

研究課題名:環境と経済に関する意識についての研究

研究実施代表者:中島彩花

研究期間:2023年10月~20243月末日

研究目的: 環境に関する意識と経済に関する意識について調査を行います。環境問題への課題意識や経済面での意識、普段の生活スタイルなどといった様々な要素がどのように影響しあっているのか明らかにすることを目的としています。

研究方法: 藤井寺市内在住の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:記地域に在住の 18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。

研究課題名:夙川と住民の暮らしに関する関連性

研究実施代表者:尾実智哉

研究期間: 2023年10月~2024年3月末

研究目的:近年、身体活動量の不足が私たちの生活に大きな影響を及ぼしていることが問題視されています。しかし、先行研究では、緑道を含むまちの環境と、住民の生活や身体活動量の関連性に焦点を当てた研究はあまりありません。この研究では、夙川を含めた緑道と近隣住民の生活の関連性を明らかにすることを目的としています。

研究方法:兵庫県西宮市の夙川近辺在住の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。

研究課題名:治水緑地と近隣住民の防災意識との関連性(第2回)  

研究実施代表者:受田知大

研究期間: 2022年10月~20233月末

研究目的:近年、人々や生活に深刻な影響を与える豪雨災害が増加しているなかで、人々の水害に対する防災意識の向上が課題となっています。先行研究では、過去に災害経験がある人の防災意識が高いことが示されています。しかし、治水緑地の利用・存在が近隣住民の防災意識の高さに影響があるかどうかは明らかにされていません。この研究では、治水公園の利用や愛着と防災意識との関係性について明らかにすることを目的としています。

研究方法:大東市・深北緑地南側地域在住 の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。

研究課題名:利用する都市公園の違いと利用者の社会的健康の関係性について(第2回)

研究実施代表者:土江景仁

研究期間:2022年10月~2023年3月末

研究目的:近年、地域住民間の交流頻度・程度の低下が問題視されています。そのような中、緑地が健康に良い影響を及ぼすという数々の研究が出てきています。しかし、身体面や精神面に着目した研究ばかりで人とのつながりに着目した研究はまだ少ない状況です。本研究では様々な公園と利用者の交流状況などに関係する健康の関係性を明らかにすることを目的としています。

研究方法:大阪市北区在住の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。

研究課題名:公園利用者の運動の現状調査

研究実施代表者:沖田愛望

研究期間: 2022年10月~2023年3月末

研究目的:近年、運動不足が問題視されています。スポーツ庁の調査によると、運動不足を感じると回答した割合は79.6%となり、前年度より上昇していました。このように、運動不足は深刻で、加速していると考えられます。この研究では、公園利用者の属性・意識と身体活動量を調査し、関係性を明らかにし、公園利用者の運動状況を把握することを目的とします。

研究方法:白鷺公園の利用者の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:白鷺公園利用者を対象とします。

研究課題名:木製品の利用拡大に有効な方策の模索

研究実施代表者:山本真夕 

研究期間: 2022 年 10 月から 2022 年 3 月末まで

研究目的:近年、SDGsなど持続可能な社会への関心が高まる中、環境に良い素材として木材が注目されています。しかし、日本では木材自給率は二割ほどに留まっており、森林の高齢化も進んでいます。木材の利用には適切な速度の森林更新と、それを促す需要が必要です。
この研究では、より多くの人が木製品を気軽に利用する、またはしたくなるためにはどうすればよいかについて模索することを目的としています。

研究方法:参加者に対してインタビューもしくは行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。

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なお、教員の研究内容等に関しましては、以下の大阪公立大学の公式サイトのリンクからの詳細をご覧いただけます。

教員の研究者情報および業績一覧

加我宏之(教授)

研究者詳細 - 加我 宏之 (omu.ac.jp)

大塚芳嵩(助教)

研究者詳細 - 大塚 芳嵩 (omu.ac.jp)

寺田佐恵子(助教)

研究者詳細 - 寺田 佐恵子 (omu.ac.jp)