PROJECT
現在進行しているプロジェクト一覧
学生の学位論文執筆に関する研究につきまして
この度は、地域生態学研究グループの研究及び教育に対しまして、ご協力を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。
以下の研究課題は、地域生態学研究グループの学生が学業及び学位論文の執筆のため実施しております。
調査協力依頼等がお手元に届いた皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
これらの研究課題に対してご質問などありましたら、お手数をお掛けしますが、調査依頼書に記載されております
研究実施者(学生)、もしくは地域生態学研究グループの教員までご一報ください。
また、近年の研究費の削減傾向、研究費の適切な運用、SDGsの観点から、学生が実施する質問紙調査等につきましては、
皆様からの回答データの回収方式を従来の郵送方式からオンライン方式に順次切り替えて調査を実施しております。
回答者の皆様におかれましては、ご不便をお掛けしますが上記の事情につきまして何卒ご理解を賜りたく存じます。
今後とも地域生態学研究グループの研究及び教育に対しましてご高配いただきますようお願いいたします。
【卒業論文】
研究課題名:緑のカーテンと暮らし方に関する研究
※緑のカーテンとは、アサガオやゴーヤなどのつる性の植物をネットに這わせて建物の窓・ベランダ・壁面などを緑で覆うものです。
研究実施代表者:青山陽香
研究期間: 2023年10月~2024年3月末
研究目的:緑のカーテンと暮らし方についての調査を行います。これまで、緑のカーテン設置意欲に関わる住民の意識について研究が行われてきましたが、住民の属性や生活習慣との関連性を明らかにした研究はありません。そのため、本調査では都市にお住まいの方を対象に、緑のカーテンに対する意識や、住民の属性、生活習慣などを調査し、それらの関連性を明らかにすることを目的にしています。
研究方法:枚方市在住の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住の 18 歳以上の世帯代表者の 1 名を対象とします。
研究課題名:睡眠の質と日常行動に関する研究(第1回)
研究実施代表者:惣田すず佳
研究期間:2023年6月上旬~2024年3月末
研究目的:近年、日本の睡眠事情は他国と比べ睡眠時間は短く、睡眠の質についても満足できていない現状にあります。先行研究では睡眠の質が健康に関係していることが示されています。しかし、自宅近隣における緑地の存在、その利用が地域住民の睡眠の質に影響があるかどうかは明らかにされていません。この研究では、地域にある施設の利用や睡眠環境の充実度と睡眠の質との関係性について明らかにし、地域にある緑地の可能性を検討することを目的としています。
研究方法:堺市中区地域在住の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。
研究課題名:生活習慣と公園の利用状況の関連について(第2回)
研究実施代表者:高橋若菜
研究期間: 2023年6月~2024年3月
研究目的:生活習慣と公園の利用の関連について調査を行います。これまでの研究は身体活動に着目したものが多く、食事や喫煙などそれ以外の生活習慣との関連を調べた研究はあまりありません。この研究ではどのような生活習慣が公園の利用状況と関連するか明らかにすることを目的としています。
研究方法:大阪市西区・中央区在住の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。
研究課題名:木育活動における現状と課題の把握と普及のために必要なこと
研究実施代表者:渡辺彩実
研究期間:2023年4月~2024年3月末
研究目的:林業産出額の減少や木材価格の低迷化の影響を受ける日本の林業では、環境教育などの取り組みが推進されています。これらの取り組みに関する先行研究はみられるものの、2006年に全国で初めて北海道で定義された「木育」に関する研究は少なく、林業のさかんな地域や幼児教育に限定しているものが多いです。そこで、林業従事者が少ない地域における木育活動を調査対象として、活動の関係者の原動力や意識について明らかにし、木育活動の現状と課題を把握することを通して木育活動の普及を促進することを目的としています。
研究方法:参加者に対してインタビューもしくはアンケートや行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。
研究課題名:環境と経済に関する意識についての研究
研究実施代表者:中島彩花
研究期間:2022年5月~
研究目的: 環境に関する意識と経済に関する意識について調査を行います。環境問題への課題意識や経済面での意識、普段の生活スタイルなどといった様々な要素がどのように影響しあっているのか明らかにすることを目的としています。
研究方法: 大阪市内在住の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。
研究課題名:まちの環境と住民の暮らしに関する関連性 (第1回)
研究実施代表者:尾実智哉
研究期間: 2022年5月~
研究目的:まちの環境と住民の暮らしの関連性について調査を行います。まちの施設の有無や普段の生活スタイル、他者への信頼などといった様々な要素がどのように関連しあっているのか明らかにすることを目的としています。
研究方法:兵庫県西宮市に在住の方を対象に郵送式のアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。
【修士論文】
(該当なし)
【博士論文】
(該当なし)
(以下、準備中)
以下の卒業研究は、皆様のご協力のおかげ様で2023年末までに無事完了しました。
一部の研究に関しましては、学会発表等を通して研究成果を社会に還元する予定です。
ご協力いただいた皆様へ心から感謝申し上げます。
現在実施中の上記の研究につきましても何卒ご協力をお願いいたします。
研究課題名:治水緑地と近隣住民の防災意識との関連性(第2回)
研究実施代表者:受田知大
研究期間: 2022年10月~2023年3月末
研究目的:近年、人々や生活に深刻な影響を与える豪雨災害が増加しているなかで、人々の水害に対する防災意識の向上が課題となっています。先行研究では、過去に災害経験がある人の防災意識が高いことが示されています。しかし、治水緑地の利用・存在が近隣住民の防災意識の高さに影響があるかどうかは明らかにされていません。この研究では、治水公園の利用や愛着と防災意識との関係性について明らかにすることを目的としています。
研究方法:大東市・深北緑地南側地域在住 の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。
研究課題名:利用する都市公園の違いと利用者の社会的健康の関係性について(第2回)
研究実施代表者:土江景仁
研究期間:2022年10月~2023年3月末
研究目的:近年、地域住民間の交流頻度・程度の低下が問題視されています。そのような中、緑地が健康に良い影響を及ぼすという数々の研究が出てきています。しかし、身体面や精神面に着目した研究ばかりで人とのつながりに着目した研究はまだ少ない状況です。本研究では様々な公園と利用者の交流状況などに関係する健康の関係性を明らかにすることを目的としています。
研究方法:大阪市北区在住の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。
研究課題名:公園利用者の運動の現状調査
研究実施代表者:沖田愛望
研究期間: 2022年10月~2023年3月末
研究目的:近年、運動不足が問題視されています。スポーツ庁の調査によると、運動不足を感じると回答した割合は79.6%となり、前年度より上昇していました。このように、運動不足は深刻で、加速していると考えられます。この研究では、公園利用者の属性・意識と身体活動量を調査し、関係性を明らかにし、公園利用者の運動状況を把握することを目的とします。
研究方法:白鷺公園の利用者の方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:白鷺公園利用者を対象とします。
研究課題名:木製品の利用拡大に有効な方策の模索
研究実施代表者:山本真夕
研究期間: 2022 年 10 月から 2022 年 3 月末まで
研究目的:近年、SDGsなど持続可能な社会への関心が高まる中、環境に良い素材として木材が注目されています。しかし、日本では木材自給率は二割ほどに留まっており、森林の高齢化も進んでいます。木材の利用には適切な速度の森林更新と、それを促す需要が必要です。
この研究では、より多くの人が木製品を気軽に利用する、またはしたくなるためにはどうすればよいかについて模索することを目的としています。
研究方法:参加者に対してインタビューもしくは行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。
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なお、教員の研究内容等に関しましては、以下の大阪公立大学の公式サイトのリンクからの詳細をご覧いただけます。
教員の研究者情報および業績一覧
今西純一(教授)
https://kyoiku-kenkyudb.omu.ac.jp/html/100002403_ja.html
大塚芳嵩(助教)