PROJECT

現在進行しているプロジェクト一覧

学生の学位論文執筆に関する研究につきまして

この度は、地域生態学研究グループの研究及び教育に対しまして、ご協力を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

以下の研究課題は、地域生態学研究グループの学生が学業及び学位論文の執筆のため実施しております。

調査協力依頼等がお手元に届いた皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

これらの研究課題に対してご質問などありましたら、お手数をお掛けしますが、調査依頼書に記載されております

研究実施者(学生)、もしくは地域生態学研究グループの教員までご一報ください。

また、近年の研究費の削減傾向、研究費の適切な運用、SDGsの観点から、学生が実施する質問紙調査等につきましては、

皆様からの回答データの回収方式を従来の郵送方式からオンライン方式に順次切り替えて調査を実施しております。

回答者の皆様におかれましては、ご不便をお掛けしますが上記の事情につきまして何卒ご理解を賜りたく存じます。

今後とも地域生態学研究グループの研究及び教育に対しましてご高配いただきますようお願いいたします。

【卒業論文】

(準備中)

【修士論文】

(該当なし)

【博士論文】

(該当なし)

以下の卒業研究は、皆様のご協力のおかげ様で2024年度までに無事完了しました。

また、学生たちも無事に本学から卒業することができました。

ご協力いただいた皆様へ心から感謝申し上げます。

一部の研究に関しましては、学会発表等を通して研究成果を社会に還元する予定です。

現在実施中の上記の研究につきましても何卒ご協力をお願いいたします。

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研究課題名地域の緑地との関わりと環境をまもる行動との関係

研究実施代表者:石川樹里亜

研究期間:2024年4月中旬~2025年3月末

研究目的環境をまもる行動の実施に関連する要因は先行研究において十分に明らかにされていません。一方で、私たち人間の行動は年齢や性別などの個人的な要因のみだけではなく、暮らしているコミュニティとの関わり方などの社会的な要因、地域にある公園などの緑地との関わり方とも関連している可能性があるとされています。そこで、本研究では、環境をまもる行動を促進させるため、環境をまもる行動と地域の緑地との関わりなどとの関係の調査をすることを目的とします。

研究方法吹田在住の方を対象としたアンケート調査を行います。

研究対象者上記地域に在住する18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。 

研究課題名千里ニュータウンにおける公園の利用と暮らし方について(第1回)

研究実施代表者:大槻 賢太

研究期間:2024年4月上旬~2025年3月末
研究目的:近年、公園の利用とまちに対する愛着や暮らし方との関連性が明らかにされました。一方で、特定の公園の利用に着目して検討した研究は多数ありますが、地域に多数ある公園群の利用状況とまちへの愛着形成や暮らし方との関連を検討した研究はみられません。本研究は、千里ニュータウンを対象に公園群の利用状況とまちに対する愛着および暮らし方との関連性を検討します。
研究方法千里ニュータウンに在住している方を対象にアンケート調査を行います。
研究対象者:上記地域に在住している18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。

研究課題名:白鷺公園における利用と交流に関する研究

研究実施代表者:大橋 空   

研究期間:2024年4月上旬~2025年3月末  

研究目的:本研究は、公園の利用と公園内における利用者の交流との関連性について調査を行います。既往研究では、公園の利用によってどのような交流が生じるのか、公園のどの要素が交流状況と関連するのかなどについて明らかにしていません。よって、本研究では、公園の利用と公園内での交流状況との関連性について調査することを目的とします。この研究の成果は、地域における公園利用や交流の活性化に役立てられます。

研究方法:白鷺公園周辺地域に在住する方を対象にアンケート調査を行います。 

研究対象者:上記の地域に在住する18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。 

研究課題名:大阪ビジネスパークの緑地に対する近隣住民の意識調査(第1回目)

研究実施代表者:西 俊恒

研究期間:2024年5月上旬から2025年3月末

研究目的:近年、まちに居心地の良さが改めて求められるようになり、都市において心身の安らぎを得られる場所として身近な公園や緑地の重要性が改めて認識されています。しかし、オフィスの緑地はオフィスに勤務する人々の利用が多いことがわかっていますが、近隣住民の利用状況は明らかになっていません。また、住宅地の公園と比較してオフィスの緑地に対して近隣住民がどのような利用やニーズがあるのかは明確ではありません。本研究は、大阪ビジネスパーク周辺にお住いの方を対象に大阪ビジネスパークの緑地に対する意識調査を行うことでオフィスに付随する緑地の利用実態を明らかにすることを目的としています。

研究方法:大阪市城東区地域在住の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。 

研究課題名百舌鳥地域のまちづくりに関する意識調査 

研究実施代表者:淵上 大地   

研究期間20244月上旬~20253月末 

研究目的: まちづくりにおいては、住民の地域に対する愛着が重要であることが明らかにされています。しかし、これまでの研究では、まちづくりと住民の地域に対する愛着について検討した研究は行われていますが、今後はまちの景観やご近所の方々とのお付き合いなどの様々な要因を含めて包括的な観点からまちづくりの在り方について検討する必要があります。そこで、本研究では、百舌鳥地域におけるまちづくりを対象として、住民の地域に対する愛着を中心にその他関連する様々な要因間の関連性を明らかにすることを目的とします。本調査は、百舌鳥地域における今後のまちづくりや地域の活性化に役立てられます。 

研究方法:百舌鳥地域周辺に在住する方を対象にアンケート調査を行います。 

研究対象者:上記地域に在住する18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。

研究課題名:都心住民のライフスタイルと緑地に関する研究

研究実施代表者:桃井柚貴

研究期間:2024年4月上旬~2025年3月末

研究目的:都心で暮らす住民のライフスタイルと緑地に関する調査を行います。これまでの多くの研究を通じて公園等の緑地の利用は健康に良いことが明らかにされています。しかし、実際に都心住民がどのような緑地を利用しているのか現状を明らかにした研究は少ないです。その中で、本研究では、都心という人口増加地域で暮らす人々を対象に、住民の属性や生活習慣、緑地の利用を調査し、その実態と関係性を明らかにすることを目的にしています。

研究方法:大阪市天王寺区及び中央区在住の方を対象としたアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住する18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。

研究課題名町の自然環境と近隣住民の暮らしに関する研究 

研究実施代表者:森田光咲

研究期間2024年4月上旬~20253月末

研究目的豊かな自然環境を有するまちを対象に、住民の方々のまちに対する意識を比較する調査を行います。これまでに豊かな自然環境を有するまちの住民を対象とした意識調査はたくさんありますが、自然環境の中でも「緑地」に対する意識とまちの住民の意識について、住民の属性や生活習慣、住民同士の連帯関係との観点から検討した研究はまだ少ないです。本研究は、住民同士のつながりや交流状態の違いとまちや緑地に対する意識との関係性について調査することを目的とします。この研究の成果は、より良い暮らしとまちづくりに役立てられます。

研究方法豊中市在住の方を対象としたアンケート調査を行います。

研究対象者上記地域に在住する18歳以上の世帯代表者1名を対象とします。 

研究課題名:江坂公園の施設ごとの利用者の特性に関する研究(第1回)

研究実施代表者:和田真莉乃

研究期間:2024年5月中旬~2025年3月末

研究目的:都市公園の魅力や利便性の向上が期待される公園施設等の利用者を調査する研究を行います。都市公園の効果として景観形成効果やコミュニティ形成効果等がありますが、現在は公園施設の老朽化が進行しその効果が十分発揮できていない公園も散見されています。そのため再整備された江坂公園利用者の調査を通して、公園の適切な整備や魅力創出につながる施策を検討することを目的としています。

研究方法:江坂公園の周辺に在住の方を対象にアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。

研究課題名:おおさか河内材を事例とした関係者の認識に関わる質的検討

研究実施代表者:山本真夕

研究期間: 2023年4月上旬から2025年3月末まで

研究目的:日本の人工林の約半数が本格的な利用期にありますが、木材需要は低迷しているのが現状です。その中で、大阪府河内長野市は他市村とともに「河内林業地帯」として木材を生産し、現在では「おおさか河内材」としてブランド化もされています。この「おおさか河内材」が抱える課題やそれに対する関係者の認識に関する仮説を模索することで、都市近郊地域から産出される木質資源の利用促進に寄与します。

研究方法:参加者に対してインタビューもしくはアンケートや行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビュー内容を録音し、得られた発話内容について解析・研究を行います。

解析方法:上記の方法で得られたデータをテキストデータとして逐語録に変換し、その後質的調査手法によってデータ解析を行います。その際、個人を特定できる情報については匿名化処理を行います。

研究課題名:地域の自然と「おおさか河内材」に関する河内長野市民の意識調査(第1回)

研究実施代表者:山本真夕

研究期間:2023年4月上旬~2025年3月末

研究目的:日本の人工林の約半数が本格的な利用期にありますが、木材需要は低迷しているのが現状です。その中で、大阪府河内長野市域では隣接市村とともに「河内長野林業地帯」として木材を生産し、現在では、生産された木材は「おおさか河内材」としてブランド化もされています。本研究は、「河内林業地帯」の中心地である河内長野市の自然と「おおさか河内材」に対する市民の意識を調査することで、都市近郊部で産出される木質資源の利用促進に向けた課題と今後の方向性を探ることを目的としています。

研究方法:河内長野市在住の方を対象としたアンケート調査を行います。

研究対象者:上記地域に在住の18歳以上の世帯代表者の1名を対象とします。

研究課題名:「おおさか河内材」を例とした生産関係者と生産地市民の間における地産材の利用に関する意識の比較検討

研究実施代表者:山本真夕

研究期間: 2023年4月上旬から2025年3月末まで

研究目的:日本の人工林において、樹木の約半数が本格的な利用期にありますが、木材需要は低迷しているのが現状です。その中で、大阪府河内長野市は他市村とともに「河内林業地帯」として質の良い木材を生産し、現在では、生産された木材は「おおさか河内材」としてブランド化もされています。この「おおさか河内材」と皆さんの関わりについてインタビュー調査を行います。本研究は、「おおさか河内材」の生産地の近郊都市である河内長野市において、消費者の立場からの意識や考えを調査することで「おおさか河内材」の利用促進に寄与することを目的としています。

研究方法:参加者に対してインタビュー調査、もしくは簡易なアンケートや行動観察の記録を行います。参加者の同意を得られた場合にはインタビューの内容等を録音し、発話内容について分析を行います。

解析方法:上記の方法で得られた発話内容等をテキストデータに変換し、その後に質的調査手法によって分析を行います。その際、個人を特定できる情報については匿名化処理を行います。

研究対象者河内長野市内に在住の18歳以上のを対象とします。

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なお、教員の研究内容等に関しましては、以下の大阪公立大学の公式サイトのリンクからの詳細をご覧いただけます。

教員の研究者情報および業績一覧

加我宏之(教授)

研究者詳細 - 加我 宏之 (omu.ac.jp)

大塚芳嵩(助教)

研究者詳細 - 大塚 芳嵩 (omu.ac.jp)

寺田佐恵子(助教)

研究者詳細 - 寺田 佐恵子 (omu.ac.jp)