化学セミナー(2023年度)

  • 受付終了
  • 小中高生向け講座
  • 理工
  • ライフサイエンス
2023年8月10日
杉本キャンパス

化学セミナーとは

化学を暗記科目と思っている方はいませんか?
実は、そんなことはありません。基礎さえ理解すれば極めて論理的に理解できるのが化学です。

高校で習っている化学の内容を、ちょっと小高い丘に登って眺めてみましょう。
これまでとは違った新しい化学の世界が見えてきます。
この化学セミナーでは、大阪公立大学理学部化学科の教員が、皆さんを眺めのよい丘へとご案内します。
高校2年生向けにお話ししますが、高校3年生や化学担当の先生方、そして少し背伸びをしてみたい高校1年生も大歓迎です。
化学に興味のある皆様のご参加をお待ちしています。

開催日時

2023年8月10日(木) 9:00~12:20  ※開場 8:30~

プログラム

コース 時 間 内 容 申込

Aコース

9:00

~

10:00

光化学への招待 
中嶋 琢也 (理学部化学科 教授)

光を用いる技術は私たちの生活を支える上でなくてはならない科学技術となっています。光科学技術の多くは、「光化学」の基礎の上に成り立っており、多くの「分子」が活躍します。この講義では、光と分子の相互作用が導く様々な現象について紐解き、私たちの生活との関わりについて考えたいと思います。

【高校化学との関連】化学結合、電子の軌道、化学反応と光

Aコースに

申し込む

Bコース

10:10

~

11:10

色素と化学  〜染料からがん治療まで〜 
中山 淳 (理学部化学科 講師) 

我々の周りにあふれている「色素」。普段何気なく利用している色素ですが、人類や化学の発展と密接に結びついています。今回、色素と化学について概説し、具体的な例としてジャパンブルーとも呼ばれる「藍」の化学をお話しします。さらに我々の開発した色素の生命科学やがん治療への応用についても紹介します。

【高校化学との関連】物質と分子、分光、芳香族化合物

Bコースに

申し込む

Cコース

11:20

~

12:20

太陽光を利用する光合成の化学 
藤井 律子 (理学部化学科 准教授) 

光合成は、化学反応を起こすのに必要なエネルギーを太陽光から得ています。この仕組みには、葉緑素などの光合成色素がタンパク質中でとる絶妙な配置が鍵となることがわかってきました。今回は、構造の観点から光合成の光応答について概説し、近年技術革新が著しいクライオ電子顕微鏡法による最新の知見も紹介します。

 【高校化学との関連】光合成、化学反応、遷移状態、有機化合物

Cコースに

申し込む

開催場所
大阪公立大学 杉本キャンパス 基礎教育実験棟
対象
高校生・高校教員・化学に興味のある方
定員
各コース190名(先着順)
受講料
無料
申込期間
2023年6月23日~2023年7月31日
申込方法

プログラム各コースの申込欄からお申し込みください。 【申込締切: 7月31日(月)】

・お申し込みは1回につき1名のみ、複数コースの受講も可能です。

携帯メールを使用する場合は、「omu.ac.jp」ドメインからの申込完了メールを受信できるよう設定してください。

申し込み後24時間経っても申込完了メールが届かない場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。

※当日の案内は開催日の5日前までにお申し込みいただいたメールアドレスあてにお送りします。

--------------------------------------------------------------------------------

★★注意事項★★

同伴の保護者の方等が受講を希望する場合、別途お申し込みが必要です。

・電話・FAX・メールでのお申し込みはお受けすることができません。

・感染症の流行や自然災害等の影響により、日程・開催方法・開催内容等が変更となる場合があります。

・お申込みの際の個人情報は、申込後の事務連絡、統計資料等の作成および本学公開講座等のご案内に使用いたします。 利用目的以外の使用については、一切いたしません。



お問い合わせ先
大阪公立大学 地域連携センター
TEL:06-6605-3504(平日9:00~17:00)
E-mail:gr-shak-kouza4c[at]omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください。
主催、協力
【主催】 大阪公立大学 / 大阪府教育委員会

該当するSDGs

  • SDGs04