化学セミナー(2024年度)

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2024年8月8日(木)
杉本キャンパス

化学セミナーとは

化学を暗記科目と思っている方はいませんか?
実は、そんなことはありません。基礎さえ理解すれば極めて論理的に理解できるのが化学です。
高校で習っている化学の内容を、ちょっと小高い丘に登って眺めてみましょう。
これまでとは違った新しい化学の世界が見えてきます。
この化学セミナーでは、大阪公立大学理学部化学科の教員が、皆さんを眺めのよい丘へとご案内します。
高校2年生向けにお話ししますが、高校3年生や化学担当の先生方、そして少し背伸びをしてみたい高校1年生も大歓迎です。
化学に興味のある皆様のご参加をお待ちしています。

開催日時

2024年8月8日(木) 9:00~12:20  ※受付 8:30~

プログラム

コース 時 間 内 容

Aコース

9:00

~

10:00

化学反応の舞台をつくる 
松坂 裕之 (理学部化学科 教授)

有用な物質を合成する化学反応の「舞台」として働く化合物の代表例の一つである遷移金属錯体を題材に取り上げます。遷移金属錯体をどのように合成し、構造をどのように調べ、化学反応の舞台としての働き方をどのように明らかにしていくのか、実例とともに紹介します。原子、分子というミクロな世界の姿にどのように迫っているのかに触れていただきます。

【高校化学との関連】化学反応、遷移元素、触媒

Bコース

10:10

~

11:10

見えない光『近赤外光』の活用法 
植田 光洋 (理学部化学科 講師)

近赤外光は目で知覚することができません。本セミナーでは、可視光(知覚できる光)と近赤外光では何が違うのか(なぜ知覚できないのか)、またその特性がどのように身の回りで活用されているのかをお話しします。さらに最新の研究トピックスの中から「ものづくり」への近赤外光の利用に関して我々の研究成果を紹介します。

【高校化学との関連】近赤外光、化学反応、光触媒、機能性分子

Cコース

11:20

~

12:20

真空と生活
藤原 亮正 (理学部化学科 准教授)

物質がない「真空」が存在するか古代ギリシア時代から論争が続くなか、17世紀にトリチェリが実験的に真空を発見しました。新たに発見した事がどのように基礎研究から応用研究、技術に発展し生活に関わっていくかを、真空を題材として基礎と歴史、着眼点と考え方を学び、今後の自分の仕事や生活に活かせるよう考えます。

 【高校化学との関連】原子の構造、物質の状態、化学が果たす役割

開催場所
大阪公立大学 杉本キャンパス 基礎教育実験棟
対象
高校生・高校教員・化学に興味のある方
定員
各コース190名(先着順)
受講料
無料
申込期間
2024年6月21日~2024年8月1日
申込方法

ページ上部の申し込むボタンからお申し込みください。
・お申し込みは1回につき1名のみ、複数コースの受講が可能です。
・携帯メールを使用する場合は、「omu.ac.jp」ドメインからの申込完了メールを受信できるよう設定してください。
・お申し込み後24時間経っても申込完了メールが届かない場合は、問い合わせ先までご連絡ください。

(注意)
同伴の保護者の方等が受講を希望する場合、別途お申し込みが必要です。
・重複してお申し込みがあった場合は、最新のお申し込みを有効とし、以前のものは無効といたします。
・電話・FAX・メールでのお申し込みは、お受けすることができません。
・感染症の流行や自然災害等の影響により、日程・開催方法・開催内容等が変更となる場合があります。

・お申込みの際の個人情報は、申込後の事務連絡、統計資料等の作成および本学公開講座等のご案内に使用いたします。 利用目的以外の使用については、一切いたしません。

お問い合わせ先
大阪公立大学 地域連携センター
TEL:06-6605-3504(平日9:00~17:00)
E-mail:gr-shak-kouza4c[at]omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください。
主催、協力
【主催】 大阪公立大学 / 大阪府教育委員会

該当するSDGs

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