比較病理学と健康社会-「細胞の正常と異常(病)」から学ぶ-(2025年度)

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病理学は、病の本質(原因と発症メカニズム)を追究する学問です。その成果は病の診断・治療・予防や福祉に繋がり、健康社会の構築に寄与します。イヌやネコ、そしてヒトを含めた様々な動物の疾病の成り立ちを「細胞の正常と異常(病)」の視点で比較病理学的に解説します。多細胞生物としての生命の神秘、そして「ヒトと動物が共に健全に暮らす社会」とは・・・。一緒に考えたいと思います。
※比較病理学とは、異なる動物種の疾病を比較研究し、病の本質を解明することを目的とした学術分野です。
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※感染症の流行や自然災害等の影響により、日程・開催方法・講座内容等が変更となる場合があります。
◆発熱や体調不良のある方は、参加をお控えください。
◆会場では基本的な感染症対策(手指消毒、換気の実施等)にご協力ください。
講師
山手 丈至(大阪府立大学 名誉教授・獣医師)
スケジュール
10時30分~12時00分(各土曜日・全8回)
第1回(9月27日)
生命物質と代謝異常
タンパク質、糖質、脂質、ビタミン類やミネラルなどの栄養素の細胞機能における役割とその代謝異常により生じる疾病について紹介します。
第2回(10月4日)
細胞小器官とその異常
エネルギーを産生するミトコンドリア、タンパク質合成に関与する小胞体、老廃物を処理するリソソーム/オートファゴソームの役割とその異常について紹介します。
第3回(10月11日)
血液と循環障害
酸素や栄養素を運ぶ血液の役割と、充血、うっ血、出血、血栓症、塞栓症、梗塞、そしてショックなどの循環障害による病態について紹介します。
第4回(10月18日)
炎症と感染症
組織損傷や病原体の侵襲によって生じる炎症の特性(急性炎症や慢性炎症・炎症細胞・炎症メディエーター・転帰)と、代表的な感染症について紹介します。
第5回(11月1日)
免疫とアレルギー
自己と非自己を認識することで異物から身体を守る免疫の機序と、その破綻によるアレルギー性疾患や自己免疫疾患の病態につて紹介します。
第6回(11月8日)
細胞周期と腫瘍
遺伝子異常により細胞分裂が亢進し、無秩序に増殖することで生体の調和を乱す「がん」の病態について、その生物学的特性と形成メカニズムについて紹介します。
第7回(11月22日)
神経病理学
生命活動や「こころ」など高次機能を司る神経系(中枢神経や末梢神経)の構成細胞と役割、そしてそれら細胞の異常による神経系疾患について紹介します。
第8回(11月29日)
環境病理学
薬の副作用、農薬や重金属などによる毒作用の機序や病態を把握し、どのように防ぐのか・・・。生活環境にある化学物質の安全性評価法について紹介します。
- 開催場所
- 大阪公立大学I-siteなんば 2階(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
- 対象
- どなたでも
- 定員
- 60名(申込者多数の場合は抽選)
- 受講料
- 6,000円(全8回分)
※現金のほかキャッシュレス決済もご利用いただけます。
【利用可能な決済方法】
・クレジットカード:Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover
・電子マネー:ICOCA、PASMO等の交通系IC(PiTaPaは利用不可)、QUICPay、iD
・QRコード:PayPay、d払い、楽天Pay、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay - 申込期間
- 2025年9月3日(水)【必着】
- 申込方法
「申込フォーム」から申し込みいただくか、「往復はがき」に
(1)氏名(フリガナ)
(2)年齢
(3)郵便番号・住所
(4)電話番号
(5)この講座を知ったきっかけ
をご記入の上、次の宛先までお申し込みください。(注意)受講の可否は9月12日(金)までに通知します。届かない場合は必ずお問い合わせください。
お一人様につき、一回のお申し込みが必要です。- 上記申込フォーム
- 往復はがき
〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル
大阪公立大学 産学官民共創推進室 「比較病理学」係
(注意)返信用はがきは両面とも白紙でお送りください。
※お申し込み後にキャンセルする場合は電話、メールまたは下記の「公開講座申込キャンセル申請」フォームよりご連絡ください。
- お問い合わせ先
- 産学官民共創推進室 社会連携担当 Tel 06-7656-5112 Fax 06-7656-5203
Eメール gr-shak-ext01[at]omu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。