心理専門職のための体験から学ぶアセスメントと心理療法(2025年度)

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本講座は2019年度より公認心理師および臨床心理士の資格取得予定者・資格取得者を対象に、実際にワークをすることを通じて体験的に心理アセスメントや心理療法を学ぶ講座を開催してきました。今回は、受講生からの要望が多かった認知行動療法を新たに加え、全6回の講座として実施します。
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※感染症の流行や自然災害等の影響により、日程・開催方法・講座内容等が変更となる場合があります。
◆発熱や体調不良のある方は、参加をお控えください。
◆会場では基本的な感染症対策(手指消毒、換気の実施等)にご協力ください。
スケジュール
19時00分~20時45分(各金曜日・全6回)
第1回(10月10日)
心理支援の考え方とロールプレイで学ぶ心理面接の基礎
講師:総田 純次(大阪公立大学 現代システム科学研究科心理学分野 教授)
前半では⼼理⽀援の総論として、伝統的な個別の⼼理療法(狭義の⼼理療法)と種々のフィールドでのアウトリーチの⼼理⽀援(広義の⼼理療法)を⽐較しつつ、その本質を概説します。後半は、⼼理臨床の基礎としての⼼理⾯接を、グループに分かれて受講⽣が実際にロールプレイを⾏う形で学習します。
第2回(10月24日)
芸術・表現療法
講師:髙橋 幸治(大阪公立大学 現代システム科学研究科心理学分野 教授)
芸術・表現療法は、クライエントの無意識からの産物であるイメージを重視した⼼理療法です。基本となる視点、考え⽅、態度について説明した後、MSSM法の実習を⾏い、クライエントとセラピストの交互作⽤について体験的な知の獲得を⽬指します。また、実際の⾯接場⾯での利⽤についても触れたいと思います。
第3回(11月7日)
社会的養護における⼼理⽀援を学ぶ
講師:樋口 亜瑞佐(大阪公立大学 現代システム科学研究科心理学分野 准教授)
今の⽇本における社会的養護の⼦どもは約45,000⼈ほど存在すると⾔われています。そうした社会的要保護児童は被虐待や貧困社会からの孤⽴といった様々な背景を抱えており、適切な⼼理⽀援のあり⽅についてはまだまだ議論の余地があります。前半では愛着課題として知っておくべきポイントを整理・提⽰し、後半では模擬事例をもとに、受講⽣が主体的に⼼理⽀援のアプローチについて模索・検討を⾏います。
第4回(11月21日)
認知⾏動療法:⾏動活性化の基礎を学ぶ
講師:吉村 晋平(大阪公立大学 現代システム科学研究科心理学分野 准教授)
うつ病に対する認知⾏動療法には⾏動活性化と呼ばれる技法が含まれており、理論・⼿続きもシンプルで扱いやすいとされています。また、⾏動活性化はうつ病に限らず横断的な汎⽤性があります。本講義では⾏動活性化の理論・技法の基礎を講義及び実践形式で学習することを⽬的としています。
第5回(12月5日)
バウムテスト
講師:⽚畑 真由美(大阪公立大学 現代システム科学研究科心理学分野 准教授)
バウムテストは⼼理臨床現場で⽐較的よく⽤いられる⼼理検査の⼀つです。⼿順は簡易ですが、そこで表現される内容は複雑で解釈が難しいという特徴があります。本講義では講義のあとに受講⽣同⼠でバウムテストを⾏います。バウムテストの奥深さや⾯⽩さを学ぶ回にしたいと思います。
第6回(12月19日)
知能検査―WAISを中⼼に
講師:川部 哲也(大阪公立大学 現代システム科学研究科心理学分野 教授)
WAIS等の知能検査が近年よく⽤いられるようになってきた背景には発達障がいに関するアセスメント需要の急増があります。本講義では検査結果の読み取りを中⼼に、複数の⼼理検査を組み合わせてどのようにアセスメントするか、どのような⼼理療法につなげていくかという観点を提⽰したいと思います。
- 開催場所
- 大阪公立大学I-siteなんば 2階(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
- 対象
- 公認心理師ないし臨床心理士の資格取得予定者・資格取得者
- 定員
- 40名(申込者多数の場合は抽選)
- 受講料
- 12,000円(全6回分)
※現金のほかキャッシュレス決済もご利用いただけます。
【利用可能な決済方法】
・クレジットカード:Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover
・電子マネー:ICOCA、PASMO等の交通系IC(PiTaPaは利用不可)、QUICPay、iD
・QRコード:PayPay、d払い、楽天Pay、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay - 申込期間
- ~2025年9月17日(水)
- 申込方法
ページ上部の「申し込む」ボタンからお申し込みください。
(注意)受講の可否は9月26日(金)までに通知します。届かない場合は必ずお問い合わせください。
※お申し込み後にキャンセルする場合は電話、メールまたは下記の「公開講座申込キャンセル申請」フォームよりご連絡ください。
- お問い合わせ先
- 産学官民共創推進室 社会連携担当 Tel 06-7656-5112 Fax 06-7656-5203
Eメール gr-shak-ext01[at]omu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。