「クルチザンヌ」(高級娼婦)の物語を読み直す(2026年度)

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2026年5月13日(水)~7月22日(水)
I-siteなんば

19世紀フランス文学において、クルチザンヌは重要な位置を占めています。娼婦を扱った『マノン・レスコー』『椿姫』『レ・ミゼラブル』は日本で良く知られた作品ですが、読者はそれが「男の視点」で描かれていることに気づかないことが多いと思います。本講座は、発想を転換して「女の視点」からクルチザンヌの物語を読み直す試みとなっています。

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※感染症の流行や自然災害等の影響により、日程・開催方法・講座内容等が変更となる場合があります。

◆発熱や体調不良のある方は、参加をお控えください。
◆会場では基本的な感染症対策(手指消毒、換気の実施等)にご協力ください。

講師

村田 京子(大阪府立大学 名誉教授)

スケジュール

14時30分~16時00分(毎週水曜日・全10回) ※5月20日を除く

第1回(5月13日)
売春の歴史
古代ギリシアから18世紀フランスにおけるまで、西欧における娼婦の歴史について簡潔に触れます。


第2回(5月27日)・第3回(6月3日)
アベ・プレヴォーの『マノン・レスコー』
小説の主人公マノンは、「恋するクルチザンヌ」(真実の愛に目覚めた娼婦が悔悛して苦難の道を歩み、罪を償って死ぬ)の原点とみなされています。ロマン主義文学の先駆けとされるこの小説において、マノンがどのように描かれているのかを探っていきます。


第4回(6月10日)・第5回(6月17日)
アレクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』
『マノン・レスコー』から大きな影響を受けたデュマ・フィスの『椿姫』を取り上げ、両作品を比較しながら、その共通点、相違点を明らかにします。とりわけ、時代背景(18世紀の摂政時代のフランス社会と19世紀のブルジョワ社会)の違いに焦点を当て、ブルジョワ道徳に基づく娼婦像をクローズアップしたいと思っています。


第6回(6月24日)
ジョルジュ・サンドの『イジドラ』
デュマ・フィスの『椿姫』には実在のモデル(マリー・デュプレシ)が存在していましたが、サンドの『イジドラ』も同じ女性をモデルにしています。しかし、その内容や結末は全く異なるものです。「女の視点」から描いた娼婦像がどのようなものなのかを明らかにしていきます。


第7回(7月1日)・第8回(7月8日)
ウージェーヌ・シューの『パリの秘密』
19世紀後半のフランスでは、貧困に喘ぐ人々を社会の犠牲者とみなし、博愛主義的な立場から社会を改善していこうとする「社会主義」の考えが広がりました。「社会主義」の影響を受けて書かれた小説が「社会小説」と呼ばれています。その代表作であるシューの『パリの秘密』を取り上げ、「社会小説」に登場する娼婦像を探っていきます。


第9回(7月15日)・第10回(7月22日)
ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』
ユゴーの『レ・ミゼラブル』も「社会小説」の範疇に属し、主人公のジャン・ヴァルジャンが育てるコゼットの母親ファンチーヌが娼婦として登場します。その娼婦像をユゴーの女性観や政治観に照らして探ると同時に、ユゴーの初期の作品から『レ・ミゼラブル』にいたる娼婦像の変遷を辿っていきます。

開催場所
大阪公立大学I-siteなんば 2階(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
対象
どなたでも
定員
60名(申込者多数の場合は抽選)
受講料
7,000円(全10回分)
※現金のほかキャッシュレス決済もご利用いただけます。
【利用可能な決済方法】
・クレジットカード:Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover
・電子マネー:ICOCA、PASMO等の交通系IC(PiTaPaは利用不可)、QUICPay、iD
・QRコード:PayPay、d払い、楽天Pay、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay
申込期間
~2026年4月19日(日)【必着】
申込方法

「申込フォーム」から申し込みいただくか、「往復はがき」に
(1)氏名(フリガナ)
(2)年齢
(3)郵便番号・住所
(4)電話番号
(5)この講座を知ったきっかけ
をご記入の上、次の宛先までお申し込みください。

(注意)受講の可否は4月28日(火)までに通知します。届かない場合は必ずお問い合わせください。
   お一人様につき、一回のお申し込みが必要です。

  • 上記申込フォーム
  • 往復はがき
    556-0012 大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル
    大阪公立大学 産学官民共創推進室
    「クルチザンヌの物語」係
    (注意)返信用はがきは両面とも白紙でお送りください。

※お申し込み後にキャンセルする場合は電話、メールまたは下記の「公開講座申込キャンセル申請」フォームよりご連絡ください。

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お問い合わせ先
産学官民共創推進室 社会連携担当 Tel 06-7656-5112 Fax 06-7656-5203
Eメール gr-shak-ext01[at]omu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。

該当するSDGs

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