文学部心理学教室
大阪
公立大学
Search
Search
Menu
サイト内検索
検索
教室紹介
大学院プログラム
学部プログラム
公認心理師について
実験室紹介
教室関連行事記録
教室メンバー用ページ
時間割
学部科目の履修について
上級実験レポート執筆要項
卒業論文・修士論文執筆要項
施設・装置類の利用上の注意
実験・調査に要する諸経費について
教室紹介
大学院プログラム
学部プログラム
公認心理師について
実験室紹介
教室関連行事記録
教室メンバー用ページ
時間割
学部科目の履修について
上級実験レポート執筆要項
卒業論文・修士論文執筆要項
施設・装置類の利用上の注意
実験・調査に要する諸経費について
大阪公立大学
大学院授業科目
ホーム
大学院プログラム
大学院授業科目
心理学専修(博士前期課程)
心理学基礎問題研究
現代心理学の核となっている実験心理学の思想、哲学、原理に関する課題を中心に研究する。こうした研究を通して、現代心理学の研究動向を考察する。特に、現代心理学の成り立ちに大きな役割を果たしてきた、行動・生理、認知、社会・文化の研究分野を中心に、心理学における今日的な諸課題を検討する。
2025年度
ヒトや動物における「判断」、「意思決定」、「選択行動」の研究は、心理学、経済学、生物学等の研究分野においてなされてきた。この授業では、主に、学習心理学や認知心理学における研究を取り上げ、これまでに提案された理論とデータについて概観する。
参考文献
広田すみれ・増田真也・坂上貴之[編著] (2018) 『心理学が描くリスクの世界:行動的意思決定入門 第3版』 慶應義塾大学出版会
増田真也・広田すみれ・坂上貴之[編著] (2023) 『心理学が描くリスクの世界Advanced:行動的意思決定の展開』 慶應義塾大学出版会
Rachlin, H. (1989) Judgment, decision, and choice: A cognitive/behavioral synthesis. New York: Freeman.
坂上貴之[編] (2009) 『意思決定と経済の心理学』 朝倉書店
佐伯大輔[著] (2011) 『価値割引の心理学―動物行動から経済現象まで―』 昭和堂
高橋雅治[編著] (2017) 『セルフ・コントロールの心理学―自己制御の基礎と教育・医療・矯正への応用―』 北大路書房
│
心理学基礎問題研究演習
心理学基礎間題研究で行った理論的な考察をもとに、行動・生理、認知、社会・文化の研究分野の具体的なトピックスを取り上げて、批判的に検討する。特に、学術雑誌に公表された論文の講読を通して、各分野の課題について討論し、考察する。
2025年度
現代の行動主義について解説がなされているHoward Rachlinの”Introduction to modern behaviorism”を読み、心理学における行動主義の考え方や、そこから発展した学習研究についての知識を学ぶ。
テキスト
Rachlin, H. (1991) Introduction to modern behaviorism (3rd edition). New York: Freeman.
|
実験心理学研究
実験心理学の方法論の観点から、現代心理学の成り立ちを研究する。こうした研究を通して、現代心理学の方法論の背後にある思想や哲学について考察する。特に、心理学の方法論の形成に大きな役割を果たしてきた、行動・生理、認知、社会・文化の研究分野を中心に、方法論的課題を検討する。
2025年度
心理学の研究対象である精神機能の生物学的基盤は、脳に由来する生理機能である。それ故に、心理学の様々な研究領域で神経科学的な知識が必要となる場面が生じる。ここでは、精神機能と脳の関係を扱う領域である生理心理学・行動神経科学に関する基礎的なテキストの通読により、脳・神経系についての生物学的知識について習得することを目的とする。
参考文献
Carlson, N. R.(泰羅雅登・中村克樹監訳)(2013)『神経科学テキスト―脳と行動』(第4版) 丸善
Bear, M. F., et al.(加藤宏司他監訳)(2021)『神経科学―脳の探求』(改訂版) 西村書店
Kandel, E. R., et el. (eds.)(金澤一郎・宮下保司監訳)(2014)『カンデル神経科学』 丸善
実験心理学研究演習
実験心理学研究で行った理論的検討を踏まえて、行動・生理、認知、社会・文化の研究分野の具体的なトピックスで用いられている方法を取り上げて、検討する。特に、学術雑誌に公表された論文の講読を通して、各分野の方法論的課題について討論し、考察する。
2025年度
「実験心理学研究」で学んだ脳・神経系に関する基礎的な生物学的知識に基づき、様々な精神機能と脳との関係について学ぶことを目的とする。
参考文献
Carlson, N. R.(泰羅雅登・中村克樹監訳)(2013)『神経科学テキスト―脳と行動』(第4版) 丸善
Bear, M. F., et al.(加藤宏司他監訳)(2016)『神経科学―脳の探求』(改訂版) 西村書店
Kandel, E. R., et el. (eds.)(金澤一郎・宮下保司監訳)(2014)『カンデル神経科学』 丸善
心理学特殊問題研究A
2025年度
人間は自分を取り巻く社会的世界の成り立ちや、そこに生起する事象をどのように認識し理解しているのだろうか。また、それは人々にどのような感情を喚起し行動を引き起こすことになるのだろうか。これらは心理学全体に通底する問いである。このような問いに答えることを中心的学問課題としているのが社会的認知研究である。社会的認知研究は、成立当初は純粋に認知レベルの問題に焦点があてられていたが、今日では扱う問題も多岐にわたり理論も格段に深化した。本授業では、例年、社会的認知研究のこれまでの展開を踏まえ、当該分野の最新動向を把握することを主題としている。下記のテキストを使用しながら、毎回、特定のトピックに焦点をあてて議論する。また、必要に応じて、関連する英語文献の発表を求める。
教科書
北村英哉・唐沢 穣(著)(2018) 偏見や差別はなぜ起こる? 心理メカニズムの解明と現象の分析 ちとせプレス
│
心理学特殊問題研究演習A
2025年度
前期の「心理学特殊問題研究A」の内容を踏まえ、人間社会における不平等問題について、下記のテキストを講読しながら考察を深める。受講生全員で下記のテキストを輪読しながら、毎回、特定のトピックに焦点をあて討論する。
教科書
McLeod, J. D., Lawler, E. J.,& Schwalbe, M. (2015) Handbook of the Social Psychology of Inequality. Springer
│
心理学特殊問題研究B
2025年度
本授業では、我々が世界を捉える知覚と認知の多様性に焦点を当て、認知心理学と発達心理学の領域の研究知見を取り上げる。割り当てられたテーマについてのテキストに基づき、内容や関連研究を紹介する発表を行い、議論を通して、認知と発達への理解を深める。
参考文献
デニス・プロフィット、ドレイク・ベアー [著] 小浜 杳 訳(2023) 『なぜ世界はそう見えるのか』 白揚社(原著タイトル Perception: How our bodies shape our minds)
箱田裕司 [編著] (2011) 『認知の個人差 (現代の認知心理学7)』 北大路書房
│
心理学特殊問題研究演習B
2025年度
本授業では、認知心理学と発達心理学の研究知見について、多感覚をキーワードにテーマを広げ、知識の獲得と議論を行う。割り当てられたテーマについてのテキストに基づき、内容や関連研究を紹介する発表を行い、議論を通して、認知と発達への理解を深める。
参考文献
Sathian, K., & Ramachandran, V. S. (Eds.). (2019). Multisensory perception: From laboratory to clinic. AcademicPress.
Houdé, O., & Borst, G. (Eds.). (2022). The Cambridge handbook of cognitive development. Cambridge UniversityPress.
│
心理学総合研究演習1ならびに2
心理学の各研究分野における基本的事項、及び、実験・調査などの研究方法やデータ解析についての理解を深める。
心理学研究指導1ならびに2
論文テーマの設定、テーマに関する理論、実験・調査などの研究方法並びにデータ解析法、さらに論文の構成、論文の形式など、心理学の各分野に応じた修士論文作成の指導を行う。
人間行動学研究B
人間行動学専攻で扱う研究課題に共通する基礎的な理論と方法として、人間環境の知覚・認知機能の観点から、人間の行動とその成り立ちについて講じる。
2025年度
この講義では、比較認知科学のアプローチやその知見を学びます。比較認知科学とは心理学ないし認知科学の一分野であり、行動研究や神経科学的手法を通して様々な生物種の認知能力を比較することで、認知機能の系統発生的発達過程を明らかにすることを目指す学問です。本授業では、行動研究から得られた知見を中心に、基礎レベルから専門 的レベルに渡って概説します。
教科書
毎回、レジュメを配布する。
│
心理学専修(博士後期課程)
論文指導
1年次は、博士論文の研究課題を行うために必要な理論や実験・調査などの方法並びにデータ処理のための解析法に関する応用的な知識と技能の習得につとめる。このため、各院生の研究課題に即した研究分野の専門書や学術論文の批判的検討を行わせ、研究課題に関する実験計画の立案に向けた指導を行う。
2年次は、博士論文の研究課題に関連する内外の論文の検討を行いながら、立案した実験計画に基づいて、実験・調査を実施し、集められたデータの解析を行う。こうした研究遂行の指導を通して、博士論文の完成を目指す。
3年次は、博士論文の研究課題のために行った実験・調査データをまとめ、博士論文の構成と論述の仕方などを具体的に指導し、博士論文を完成させる。