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学習実験室は、人間の認知、記憶、思考、イメージ、言語理解などに関する実験を行うための施設です。実験室内は6つの実験ブースに分かれており、それぞれで実験を並行して行うことが可能です。学習実験室では、例えば、コンピュータ制御によって絵や文字や文章などをモニター画面に呈示して、それに対する人間の反応を測定します。
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音響実験室は、人間の聴覚能力、音声理解、音楽知覚などに関する実験を行うための施設です。実験室はさらに「聴覚検査室」と「防音シールド室」に分かれており、両室とも、外部の音や有害電波を遮断する造りになっています。音響実験室では、例えば、コンピュータや音響装置によってスピーカーやヘッドフォンから音声信号や音楽を呈示して、それに対する人間の反応を測定します。また、室内はシールドによって有害電波が遮断されているため、筋電や脳波などの微弱な生体電気反応を測定するためにも利用することができます。
行動観察室は、人間の社会行動に関する観察や実験を行うための施設です。集団で実験に参加できるように広くスペースがとられ、複数の座席とコンピュータがあります。行動観察室では、例えば、複数の人々の協力や競争の場面における各人の行動を調べるといった実験が行われます。
心理検査室は、性格検査や知能検査など、各種の心理検査を行うための施設です。心理検査に使用されていないときには、個別実験の実施にも利用されています。室内には、また、テスト・ライブラリが備えられており、さまざまな日本版心理検査について、検査器具・マニュアル・検査用紙が揃っています。
行動実験室は、動物の行動に関する実験を行うための施設です。人間を含め生物全般に当てはまるような行動法則を見つけることを目指しています。中は5つのブースに分かれており、それぞれに小動物(ハト、ネズミなど)用の実験箱があります。実験箱の中では、コンピュータ制御によって弁別刺激(音や光など)が動物に呈示され、そに応じて動物が反応(レバー押しやキイつつきなど)すると、報酬(餌など)が与えられます。これらの刺激、反応、報酬の関係をさまざまに変化させ、それに応じて動物がどのように行動を変化させるかを調べます。
生理実験室は、人間および動物の脳神経生理機構などに関する実験を行うための施設です。動物については、手術をしたり脳標本を作ったりするための薬品類や装置類そして行動観察のための実験箱があります。人間については、脳波測定装置と制御や解析のためのコンピュータがあります。動物の脳神経生理実験では、脳の特定部位への薬物投与や電気刺激によってその部位の機能や脳内物質(薬物)の作用を調べます。人間の脳波実験では、例えば、意識水準や睡眠深度などのさまざまな生理的状態での脳波、あるいは、イメージ、読書、音声判別などのさまざまな心理的過程での脳波を測定します。