学生・大学院生の方へ

教育・研修について

医学生・大学院生の方へ

本学の医学生の方へ

当大学では、臨床検査学、医療情報学の授業(座学もしくは演習形式)をM4で、形態学の演習/実習をM5で行っています。本学生は詳しくはシラバスなどでご確認ください。

医学生の方へ

臨床検査は総合的(横断的)な学問であり、すべての医学生、医師に必要な知識です。
臨床検査学の問題は国家試験に頻出しています。貧血の鑑別、PT時間が延長する疾患について、骨髄メイギムザ標本の解読、PTHとCaの増減から疾患を類推する問題、アレルギーの検査、心電図や呼吸機能検査を判読する問題など、かなり出題されています。
全ての診療科の学問は大切ですが、実際は医師になって専門に進むと、他科診療科の知識を使う機会が減ってしまいますが、臨床検査学の知識を使わなくなるような診療科はありません。
臨床検査学は、臨床検査医学会やその関連団体が主催するセミナーが開催されています。授業枠に限界もあり、重要な領域ながら必ずしも授業でカバーできてない領域について、補足することができます。

①医学生・研修医のための臨床検査ハンズオンセミナー
  • 医学生(5.6年生)、初期臨床研修医が対象(対象外の方も認められるケースあり)
  • 臨床検査医のキャリアパスのほか、超音波検査入門、血液形態セミナー、感染症ケーススタディー(グラム染色の鏡検像からの診断)、RCPC(下記参照)などが開催されています。医学生の参加も多いです。
  • 臨床検査専門医を目指す方も目指さない方も、ホームページをご覧になってみてください。
②RCPC(Reversed Clinico-Pathological Conference)
  • 臨床検査(検体検査結果)から症例の病態や疾患を推測する技術です。通常診療では、症状や診察所見をもとに、検査データを解釈しますが、RCPCでは、逆向きに症状や病態を推測してきます。トレーニングにより検査結果の深読みが可能となれば、隠れている病態や治療経過中の新たな変化にデータを介して気づくきっかけにもなります。
  • 臨床検査関連の学会でRCPCはかなりの頻度で開催されていますので、初めての方はぜひ腕試しをしてみてください。研修医や学部学生は無料の学会が多いです。

大学院生の方へ

本学の大学院生の方へ

共通演習として、医療情報学(個人情報保護やデータセキュリティ、医療データの標準化、医療AI)の演習/講義を行っています。

大学院生の方へ

臨床検査学も、医療情報学も、研究分野として非常に面白く感じるものが多いと思います。
歴史的には血液内科講座との関連が深く、本講座が正式に発足する前は、血液疾患・造血細胞移植分野において臨床検査値を用いた研究(予後予測マーカー研究など)を数多く行ってきました。
また、本講座は、2021年に臨床検査学と医療情報学を統合した形で生まれましたので、両学問領域にまたがる分野・研究に非常に適した環境と言えます。
医療情報学の取り組みについては、この数年間の成果が評価され、国家的事業や研究を委託されるようになり、本邦の医療DXにおいて重要な役割を担っています。
本講座の研究内容については、本ホームページ「研究について」をご覧ください。