理学研究科 物理学専攻の飯田 琢也教授が、第44回(令和8年度)大阪科学賞を受賞しました。 
受賞業績 「分子認識の光誘導加速の先駆的研究」  

大阪科学賞は、大阪府・大阪市および一般財団法人大阪科学技術センターの三者が、21世紀の新たな発展と明日の人類社会に貢献することを目的として1983年に創設したもので、近畿地方でさまざまな分野の科学技術の研究・開発に貢献した50歳以下の研究者に授与されます。 

飯田 琢也教授のコメント 

栄誉ある大阪科学賞の受賞者にお選びいただき、関係者ならびにお世話になった皆様に心から感謝申し上げます。 

光で物体を動かせるというとSFのようですが、私たちは「光の力」や「光の熱」をバランスよく使って、ナノサイズやマイクロサイズの物体を集める「光濃縮」という現象を理論的・実験的に明らかにしてきました。たとえば、レーザー光を数分照射するだけで数万個の細胞を集めることができ、極微量で検出困難なDNAやタンパク質などの生体分子の反応を光で加速して検出できる「LAC-SYS(ラクシス)」という装置を開発しました。LAC-SYSを使えば、ゴマ粒程度の微量血液中のがんマーカー分子を基準値の1000分の1の低濃度でも高感度・迅速・簡便に計測できます。がんだけでなく、認知症、感染症など様々な病気の医療検査や創薬、食品検査、環境計測など幅広い社会的課題の解決に貢献し、人類と地球の健康を守りたいと思っています。 

記者発表の様子

飯田 琢也教授が第44回大阪科学賞を受賞


関連情報

第44回(令和8年度)大阪科学賞(OSAKA SCIENCE PRIZE)受賞者の横顔(大阪科学技術センター Webサイト)(新しいタブで開きます) 

LAC-SYS研究所(大阪公立大学 研究推進機構Webサイト) 


問い合わせ先 

広報課
TEL:06-6605-3411