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2022年9月27日

  • 研究

間野玄雄さんらによるホソヘリカメムシ光周性の分子制御機構に関する論文がApplied Entomology and Zoology誌に掲載されます.

間野玄雄さんらによる一連の研究によって,日長測定を司ると考えられる概日時計がインスリン,幼若ホルモン合成系遺伝子の発現を制御することで,光周性を制御していることが明らかになりました.

これまで,概日時計が内分泌系をどのように制御しているかは不明でしたが,今回の研究により,概日時計はILP1遺伝子,CYP15遺伝子の発現を直接あるいは間接的に制御することによって2つの内分泌系を制御していることが明らかになりました.

本論文は2022年8月6日にアクセプトされ,8月21日にオンライン公開され,11月号に掲載される予定です.論文はこちら