2025.06.09 2026年度工学部編入学・学士入学(第3年次)試験における出題ミスについて

2025年6月1日(日)に実施しました2026年度大阪公立大学工学部化学バイオ工学科編入学・学士入学(第3年次)試験の「専門科目(無機・物理化学)」において、以下のとおり出題ミスがあったことが判明しました。

受験者の皆さまをはじめ、関係の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。なお、今回のミスによる合否判定への影響はございません。

出題にあたっては細心の注意を払い作成しておりますが、今後このようなことがないよう、チェック体制を一層強化し再発防止に努めてまいります。

 

1.入試の概要

1)入試方法区分  2026年度大阪公立大学工学部編入学・学士入学(第3年次)試験

(2)試験実施日   2025年6月1日(日)

3)合格発表日   2025年6月20() 10:00

4)試験科目名   専門科目(無機・物理化学)

5)対象学部・学科  工学部・化学バイオ工学科

6)該当受験者数  8名

 

2.出題ミスの概要

<問題文>

専門科目(無機・物理化学)問3

以下の問いに答えよ。

c)共有結合性の化合物において、原子間距離はそれぞれの元素の共有結合半径から、イオン性結晶では、それぞれのイオン半径から見積もることができる。第2周期元素の共有結合半径の序列は、C<N<Oであり、第3周期元素のイオン半径の序列は、A13<Mg2<Naである。この序列について、以下の用語を用いて説明せよ。

     原子番号、有効核電荷、遮蔽

 

正)第2周期元素の共有結合半径の序列は、C>N>Oであり、

誤)第2周期元素の共有結合半径の序列は、C<N<Oであり、

 

問題文中で「C>N>O」と記載すべき箇所を誤って「C<N<O」と記載してしまったため、説明できない問題となった。

 

3.発見の経緯

 出題者が試験終了後(試験日翌日)に改めて問題を確認したところ、出題ミスが判明した。

 

4.受験者に対する対応

 専門科目(無機・物理化学)問3(c)について受験者全員を正解として採点します。

 

本件に関する問い合わせ先

 大阪公立大学 学務部入試課 西川・伊藤 TEL072-254-9117