在学生・卒業生の声

在学生の声

身近にありながら長い歴史を持つ建築。学ぶすべてが、奥深くて面白い。

大阪市立大学 大学院 工学研究科 都市系専攻 前期博士課程 2年生 川中 大地 さん
奈良県立奈良高校 出身

私たちの生活は建築と密接に関わっています。私はそれらの建築がどのような素材やプロセスでつくられているのかに興味を抱き、建築学科を志望しました。入学後は建築構造・建築環境・建築計画・建築史などを学び、現在の建築、都市が長い歴史から得た知や技術の蓄積によって成り立っていることを知り、さらなる興味関心が生まれました。数ある授業の中でも特に手応えを感じるのは「建築設計演習」です。課題テーマに沿った設計を行い、図面や建築模型を制作し、プレゼンテーションを行うことで自身の建築に対する考えを表現します。作品講評会では、先生方一人ひとりが完成した自分の作品と向き合って批評し、学生と議論してくださるので、さらに深い知識を吸収できました。この様に先生方に親身になって指導して頂けたり、意見交換をしたりできるのも、建築学科の魅力だと思います。

img_architecture09@2x

 

卒業生の声

建築の枠を越えて人と人とのつながりを創出していきたい。

大阪市立大学 工学部 建築学科 卒業 桜間 万里子 さん
大阪府立豊中高校 出身
勤務先 株式会社NTTファシリティーズ

JR加古川駅周辺の防災街区整備事業として開発された「リトハ加古川」のうち、私はサービス付き高齢者向け住宅の「チャーム加古川駅前」の実施設計を担いました。高齢者の使いやすさに配慮したほか、ホテルのようなグレード感あるデザインで「施設であることを感じさせない」という要望に応えました。在学中は研究室のメンバーと日本建築学会のコンペに参加してタジマ奨励賞を受賞。この時から、人と人とがどうつながれるかを模索していたと思います。NTTファシリティーズは建築単体でなくICTやエネルギーを融合する事業を展開しており、建築の枠を越えて「人とのつながり」という自らのテーマと合致すると感じ、入社を志望しました。オフィスなら働き方が変わり、住まいならライフスタイルが変わるというふうに、使う人のつながり方やアクティビティがより良いものになる設計を、今後も手がけていきたいです。

img_architecture10@2x