モードを通して読み解くフランス文学(2023年度)

  • 受付終了
  • 公開講座
  • 人文
2023年5月17日~7月19日
I-siteなんば

【申込受付は終了しました】

フランスは、ルイ14世時代から「文化の中心」となり、パリは「モードの首都」として現在も威光を放っています。文学において服装が詳細に描写されるようになるのは19世紀になってからで、「近代小説の祖」と称されるバルザック以降となります。バルザックは服装を職業・生活・思想・性格を表す記号とみなして小説に反映させ、次に続く作家たちもそれに倣いました。本講座では、服装を手がかりに19世紀フランス文学を読み解いていきます。

 

※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本講座は変更または中止となる可能性があります。

◆次の項目に該当する方は参加をご遠慮ください。
 ・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、喉の痛みなどの症状がある
 ・味覚、臭覚のわかりづらさがある
 ・5日以内に新型コロナウイルス陽性者との接触がある
 ・5日以内に同居者に新型コロナウイルス症感染の疑い、または濃厚接触者認定される可能性のある人との接触がある
 ・1週間以内に海外渡航歴がある

※2023年3月時点の基準です。変更がある場合は受講者にお知らせします。

 講師

村田 京子 (大阪府立大学 名誉教授)

スケジュール

14時30分~16時00分(毎週水曜日・全10回)

  • 第1回(5月17日)
    バルザック『ふくろう党』―フランス革命とモード―
  • 第2回(5月24日)
    ジョルジュ・サンド『アンディヤナ』―変装する女性―
  • 第3回(5月31日)

    バルザック『幻滅』―ダンディへの変貌―

  • 第4回(6月 7日)
    バルザック『幻滅』―ダンディへの変貌―
  • 第5回(6月14日)
    バルザック『骨董室』『カディニャン公妃の秘密』―ロマン主義時代の「モードの女王」―
  • 第6回(6月21日)
    ゾラ『獲物の分け前』―「パリ人形」としての「モードの女王」ー
  • 第7回(6月28日)
    ゾラ『獲物の分け前』―「パリ人形」としての「モードの女王」ー
  • 第8回(7月 5日)
    ゴンクール『シェリ』―第二帝政期の社交界の若い娘―
  • 第9回(7月12日)
    ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』(1)―デパートの誕生―
  • 第10回(7月19日)
    ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』(2)―「頭のないマネキン人形」―
開催場所
大阪公立大学I-siteなんば 2階(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
対象
どなたでも
定員
60名 (申込者多数の場合は抽選)
受講料
7,000円(全10回分)
申込期間
2023年4月26日(水)【必着】
申込方法

「申込フォーム」から申込みいただくか、「往復はがき」に
(1)氏名(フリガナ)
(2)年齢
(3)郵便番号・住所
(4)電話番号
(5)この講座を知ったきっかけ
をご記入の上、次の宛先までお申込みください。

(注意)受講の可否は5月2日(火)までに通知します。届かない場合は必ずお問合せください。

  • 往復はがき
    〒599-8531 堺市中区学園町1番1号
    大阪公立大学 C5棟 社会連携課「フランス文学」係
    (注意)返信用はがきは両面とも白紙でお送りください。
お問い合わせ先
社会連携課 Tel 072-254-9942 Fax 072-254-6271

該当するSDGs

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