お知らせ
2026年4月15日
- 研究
先端予防医療学/肝胆膵病態内科学の池永 寛子病院講師が研究代表を務める研究プロジェクトが、令和8年度AMED「肝炎等克服実用化研究事業」に採択
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和8年度「肝炎等克服実用化研究事業」に、先端予防医療学/肝胆膵病態内科学の池永 寛子病院講師が研究代表を務める研究プロジェクトが採択されました。
本研究事業では、肝炎研究推進戦略で定められた成果目標の達成に向けて、肝炎に関する基礎から臨床研究等を一貫して総合的に推進し、 肝炎ウイルスの感染増殖複製機構の解明、病原性発現機序の解明等からウイルス性肝炎の新たな治療法や検査法の開発等につながる基礎データの獲得を目指すものです。
研究プロジェクト
門脈液性因子の包括的解析に基づく門脈圧亢進症の臓器連関解明と治療開発
池永 寛子病院講師のコメント
肝硬変は、肝臓に慢性的な炎症が続くことで線維が蓄積し、肝機能が低下する疾患です。進行すると、腹水や食道・胃静脈瘤などを伴う門脈圧亢進症を引き起こし、生活の質(QOL)や生命予後に大きな影響を及ぼします。しかし、有効な薬物治療は十分に確立されていません。門脈圧亢進症では、脾臓や腸管の異常が関与すると考えられていますが、どのような生体因子が肝臓に到達し、病態に影響しているのかは十分に解明されていません。本研究では、肝臓へ流入する生体因子に着目し、網羅的な分子解析と細胞・動物モデルによる機能解析を行うことで、病態の分子機構を解明し、将来的な治療標的の同定を目指します。
