集中治療医学

基本情報

病態診断・生体機能管理医学講座 集中治療医学

代表者 藤井 弘通准教授

集中治療医学は、2022年4月1日に誕生した新しい教室です。従来、救急医学が管理していた集中治療室(ICU)と循環器内科が管理していた心血管集中治療室(CCU)、およびハイケアユニット(HCU)を統括して、管理・運用しています。具体的には術後患者や院内重症患者、また救急搬送された脳卒中・急性冠症候群のための集中治療管理を当教室と各診療科が協力して行っています。集中治療科専従医と各診療科の医師、看護師、臨床工学技師、薬剤師、栄養士、理学療法士とともに、患者さんの集中治療センター入室中のみならず、その後の生活を見据えた診療を行っています。2022年10月1日からは病院10階に最大16床まで増床可能な新たな集中治療センターが開設されました。

Fujii Dr._Intensive Care Medicine

 

場所
学舎 9階
連絡先
MAIL:r-med-Intensive-care-medicine@omu.ac.jp

 

教育方針

学部教育

当講座では、シミュレーターを用いた呼吸循環管理、中心静脈カテーテル留置、動脈血液ガス採血の実践、またレントゲン写真や心電図、輸液の基本的な考え方、またショックの鑑別など集中治療に必要な知識・技能を、様々なエビデンスに基づき教育していきます。

 

臨床教育(研修医の育成)

集中治療センター入室中の患者さんのベッドサイドにて、呼吸循環管理、鎮静鎮痛、血管作動薬、機械的補助循環、腎代替療法、発熱感染評価・対策、人工呼吸関連肺炎予防、早期栄養療法、早期リハビリテーション、ストレス潰瘍予防、深部静脈血栓症予防など重症患者を管理するうえであらゆる科で必要となる知識・技能の習得に向けた臨床教育を行います。

スタッフ

病院教授 藤井 弘通
准教授 江原 省一

 

参考写真

Intensive Care Medicine