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2023年9月7日（木）、アフリカ・チュニジア国のスファックス大学副学長アリ・バクルティ教授が、本学数学研究所（OCAMI）が実施する2023年度国際共同研究「対称性、トポロジーとモジュライの数理」の一環として来日し、研究推進課、広報課のご協力のもと、スファックス大学理学研究科と数学研究所との学術交流協定を締結しました。
締結式には、櫻木 弘之副学長、松井 利之副学長、田丸 博士数学研究所所長、伊師 英之数学研究所副所長らが出席しました。冒頭、バクルティ教授と田丸教授が代表で挨拶し、その後、協定書署名、意見交換、記念品の交換を執り行いました。

チュニジア・スファックス大学理学研究科と数学研究所が学術交流協定を締結｜大阪公立大学Webサイト

数学研究所は、文部科学省共同利用共同研究拠点の機能強化策として、若手研究者を中心とした国際的な頭脳循環および国際的な研究者コミュニティの発展を推進しており、その新機軸として数学研究所がもつ頭脳循環ネットワーク(※)のアフリカへの展開に取り組んでいます。今回の学術協定の下、本学およびチュニジアのそれぞれにおいて研究集会を開催し、本学理学研究科数学専攻の大学院生派遣を含めた研究者間の交流および共同研究を予定しています。
また、この部局間協定を更に発展させ、将来的には大学間協定を目指しています。今後も、多くの研究者に海外派遣の機会や国際的な研究者との出会い、議論・研究の機会提供を促進させるとともに、国際的なキャリアパスの創生を図ってまいります。