CERD 大阪市立大学 都市防災教育研究センター

大阪市立大学 都市防災教育研究センター

Center of Education and Research for Disaster Management (2015–2021)

2011年3月11日の東日本大震災を契機に、大阪市立大学では直ちに「都市防災研究プロジェクト(ODRP)」を発足し、文理10研究科および関連センターによる学際的な防災研究と教育の基盤が築かれました。これらの取り組みを発展的に継承する形で、2015年に「都市防災教育研究センター(CERD)」が設立されました。

CERDでは、「いのちを守る都市づくり」を基本理念とし、都市における災害リスクを可視化・評価したうえで、災害時の適切な行動や拠点整備につなげる実践的な研究と教育を推進しました。また、国内外の防災拠点や専門機関との連携のもと、都市科学・情報技術・地域知を融合した新たなコミュニティ防災システムの構築を目指しました。

CERDは2021年までの活動を通じて、次世代の防災リーダー育成と市民主体の防災力向上に大きく貢献し、現在の都市科学・防災研究センター(UReC)へと引き継がれています。

CERDの目的

  1. 災害および都市大阪の調査研究を通して「都市科学」研究の進展を図る。
  2. 防災教育、防災研究および被災地支援を「全学的な文理融合組織」で推進する。
  3. 最新の災害研究、情報技術、都市科学に基づく「災害知の社会実装」を推進する。
  4. 自助・共助による都市防災の仕組みとして「コミュニティ防災システム」を構築し、その教育研究拠点を形成する。

CERDの活動の柱

  1. コミュニティ防災教室
    • 地区防災計画や防災拠点整備に対応できる防災リーダーやプランナーなどの人材育成
    • 住民主体の確かな防災力を育成するための教育研修システムの開発・実践
  2. コミュニティ防災システムの構築
    • リスク評価の高精度化と災害対応の標準化にもとづく災害知の社会実装
  3. 防災ミュージアム
    • 災害と継承のための災害データベースや防災教育教材の収集・展示
  4. 防災イベント
    • フォーラム・シンポジウム・国際会議などを通した、活動成果の社会への還元
  5. コミュニティ防災協議会
    • コミュニティ防災のプラットフォームとなる協議会の組織・運営
    • コミュニティの防災力を評価し、人材や拠点の認証

出版物等

CERD News
地区防災教室ワークブック
みんなで備えるコミュニティ防災