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2026年1月23日

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2025年度UReC国際シンポジウム開催報告

 2025年12月20日(土)、本学杉本キャンパス学術情報センター1階にある文化交流室にて「UReC国際シンポジウム『誰がケアを担うのか:東アジアのケアの再生に向けた社会開発モデルの構築とケアレジーム再編の現状と課題』が、オンラインと対面のハイブリッド形式で開催されました。  当日はオンライン参加者を含め30人を超える参加者で賑わいました。

2025国際シンポ_ポスター 

【国際シンポジウムポスター】

2025国際シンポ1

 【重松所長による開会の挨拶】

 本シンポジウムでは、本センターのもう一つの特徴ある研究領域である、「東アジアのインクルーシブな都市間交流のプラットフォーム形成」という観点から、近年の東アジアに共通する人口減少や経済の低迷、子育てや介護等の人材不足等によりもたらされた「ケアの危機」という問題を取り上げ、各部門の専門家による報告がありました。

 国内の事例や政策等の実践的対応の紹介に加え、東アジア諸国・地域での現状や問題の解決に向けた取り組みについての知見を共有する場ともなりました。

 ケアする側とケアされる側の視点、そして、こうした危機的な問題に対する具体的な政策に乗り出している諸外国・地域の現状が報告されました。このような現状を共有する中で、とりわけ社会的・文化的に共通の規範を持ち近代家族モデルの影響下で福祉やケア責任の多くを家族に転嫁してきた、日本をはじめとする東アジア諸国・地域の関連施策・実践について知見を共有しました。

 最後の総合討論の場では、発表者のみならず多くの聴衆からも質問が上がり、討論が行われました。

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【総合討論の様子】

 一日だけで十分に内容を吟味するには困難なテーマでもありましたが、今回のシンポジウムが、新たな共同研究を模索するための第一歩となった点に大きな意義があると思われます。