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2025年8月16日
- レポート
内蒙古農業大学教授らがUReCを訪問
2025年7月29日(火)、内蒙古農業大学(Inner Mongolia Agricultural Univ./IMAU)から15名の教授団が、大阪公立大学(OMU)都市科学・防災研究センター(UReC)を訪問しました。一行は、生田英輔教授、潘山海特任准教授、杉山正晃特任助教により歓迎され、UReC事務室スタッフもサポートにあたりました。
IMAUは潘特任准教授の母校であり、訪問団には同氏の大学時代の先輩や同級生も含まれていました。今回の訪問は、大阪・関西万博2025への参加に合わせて、OMUおよびUReCの活動を視察・交流することを目的として実施されたものです。
当日は、潘特任准教授がOMU、UReC、さらに国際学術誌City, Culture and Society (CCS) の概要を紹介し、教員間で活発な意見交換が行われました。その後、訪問団は潘特任准教授の案内により大学史資料室も見学しました。
一行は、OMUが2名のノーベル賞受賞者を輩出していること、UReCがレジリエントシティや防災研究の先駆的拠点であること、CCSがUReC発の国際英文学術誌であることを知り、大きな関心と敬意を示しました。また、IMAUでは乾燥・砂漠化、雪氷・凍傷災害などに関する研究・教育は進んでいる一方、都市防災やレジリエントシティ研究は未開拓分野であることから、今後の連携に強い意欲を表明しました。
生田教授と杉山特任助教は、短時間ながら充実した意見交換ができたと語り、内蒙古地域の資源や災害、防災への取組みに強い関心を寄せました。今後は相互訪問などを通じ、さらなる交流の発展が期待されます。
重松孝昌センター所長も今回の交流を高く評価し、今後の関係深化に大きな期待を寄せています。