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令和4年度、新しく大阪公立大学が開学したことを契機に、本学の女性研究者支援事業は、旧大阪府立大学と旧大阪市立大学の支援事業の良いとこどりができるように、新たな女性研究者支援室を立ち上げました。さらに、細やかな支援を行うために、中百舌鳥、杉本の両キャンパスにはそれぞれ女性研究者支援センターを配置し、男女を問わず研究者のワーク・ライフ・バランスと研究力向上を支援する取り組みを充実できるような組織体制としました。
具体的な事業には妊娠・出産・育児・介護支援のための研究支援員制度、女性研究者の研究力やスキルアップ支援や研究費助成制度、女性研究者増加への取り組みや上位職への育成、さらには未来の女性研究者を育成する理系女子大学院生チームIRIS(I am a Researcher In Science)の活動支援などがあります。特に、今後力を入れていきたいこととしては、本学の女性研究者が異分野の研究者や他業種の中で、リーダーシップを発揮してキャリアアップしていけるような事業を推進していきたいと考えています。
これらの事業を通して、新大学が女性研究者だけでなく、全構成員にとって最適な研究・教育環境を提供できるように尽力します。また、女性研究者の増加や活躍によってより学内が活性化され、性別にかかわらず多様な人材が個人の能力と個性を発揮できる場となるよう、これからも努力していきたいと思っております。
今後とも、皆様のますますのご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
真嶋 由貴惠(博士(工学))
大阪公立大学 特命副学長、女性研究者支援室長、情報学研究科/現代システム科学域 教授
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