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2022年9月28日

  • IRIS2022

富田林市で 「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました

ビタミンCは人間が自ら作り出せない物質であり、食事から補う必要がある栄養素です。
では、ビタミンCを多く含む食べ物とはどんなものがあるのでしょうか。また、ビタミンCが含まれていることが分かる方法はあるのか、現役の理系大学院生であるIRIS3名が講師として、富田林市IRISサイエンス・キャンパスを実施しました。

日時

2022年910日(土) 10:0012:00
会場 富田林市中央公民館 講座室
テーマ ビタミンCの力を感じよう!!
講師 IRIS3名
参加者 小学生18名、保護者(見学)11
主催 富田林市役所 市民人権部 人権・市民協働課 人権政策係
共催 大阪公立大学 女性研究者支援センター

   

                                 

                                     

                                     

                                     

                                     

                                          

                                     

                                        

A.JPG
ワークシートに結果を記入する様子

C.JPG実験の様子

B.JPG手順説明の様子

D.JPG担当IRIS 3名

 ※2022年度10月からIRISのTシャツの色が紫色に変わります。  

 IRISレポート                                     

                                        

今回初めてサイエンス・キャンパスに参加しましたが、専攻の異なるIRIS同士での交流はとてもよい刺激になりました。また私たちは、うがい薬を用いて様々な食べ物からビタミンCを検出する実験を行いました。本番では、小学生たちが予想したものとは異なる結果が得られた実験が多くありました。その度、小学生から驚きの声が聞けたことがとても印象的でした。この実験を通して、少しでも科学や実験の楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

井上 結(工学研究科 博士前期課程1年)

 

私自身、地元の実験教室や自由研究が、科学が楽しいと思ったきっかけだったので、自らサイエンス・キャンパスの企画運営に携わり、子供たちが一生懸命実験して楽しく考えている様子を見て、とても達成感を感じました。限られた時間でサイエンス・キャンパスを計画していくのはとても難しかったですが、自分もまたテーマや科学について考えを深めるいい機会になりました。

井戸 愛美香(理学研究科 博士前期課程1年)

 

子供たちが楽しく実験をしていた姿が印象的で、ビタミンCの魅力を感じてもらうことができたと思います。ヨウ素を含んだうがい薬にビタミンCを入れる実験で、うがい薬の茶色が透明になったときに子供たちが「なんで?!」とびっくりしてくれました。「考える予想する実験する答え合わせをする」を繰り返し、実験するだけではなく、「考える」ことの楽しさも体験してもらえたと思います。今回のイベントが、「科学」に興味をもつきっかけになっていると嬉しいです。

田中 千智 (生命環境科学研究科 博士前期課程2年)

                                        

 アンケート結果                                             

実験の満足度(修正版)

興味の度合い(修正版)

                                                           

 参加者の声(こども) 

  • 予想をして、実験をし、答え合わせをすることがとっても好きで、今日できたので、また大好きになりました。IRISのみなさん、今日はありがとうございました。これからも、大学頑張ってください。
  • 実験2の「ビタミンCが入っているものはどれ?」が楽しかったです。家に帰ったら、友達や家族に教えてあげたいです。
  • 僕は今までビタミンという言葉に全く興味がなかったけど、今日の話で少し興味を持てた気がします。
  • ビタミンCはどれが入っているかなど考えるのが楽しかった。

 参加者の声(保護者) 

  • 実験内容だけでなくグループワークを通して子供どうしコミュニケーションをとれるようにして下さっていたのも良かったです。実験中、各テーブルのフォローも丁寧にして下さり、シャイな子でも安心して楽しめたと思います。
  • 家でも出来る実験だったので、チャレンジしてみようかと思いました。子供も楽しそうでした。
  • 自己紹介が少し手間取っていたように感じました。”理系ならでは”というような自己紹介の仕方、順番の決め方など是非考えてみてもらいたいなと思いました。(例えば理系にからんだゲーム形式だったり……)
  • 実際に手を動かして作業ができる・考える時間が多くとられていた点が良かったと思います。理科に興味を持つきっかけになってくれればありがたいです。「目に見えないものを感じる方法がある。」と知れる良い機会でした。ありがとうございました!