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2022年11月30日

  • IRIS2022

【連携事業】IRISが 「集まれ!理系女子 第14回 女子生徒による科学研究発表交流会―オンサイト全国大会―」に 参加しました

※連携事業とは
IRISメンバーは、大阪公立大学が実施している、他のサイエンス・コミュニケーション関連事業にも、主にティーチングアシスタント(TA)として参加しています

11月13日、東京都立大学南大沢キャンパスで、ノートルダム清心学園主催の「集まれ! 理系女子」の全国大会が開催されました。今回の「集まれ!理系女子」は、久しぶりの対面実施となり工学研究科に所属するIRIS2名参加し、高校生へ自身の科学研究活動の成果発表をどう伝えることができるか懸命に模索して挑みました。

発表タイトル

〇Ag-NHoM構造を用いたプラズモニック比色センサ (工学)

〇洋上風況観測のためのドップラーライダー用低動揺プラットフォームの開発(工学)

プログラム

日時 2022年1113日(日)10:0016:00
会場 東京都立大学 南大沢キャンパス
プログラム

1.       開会行事 
2.       講演
      演題:「光エネルギーを利用した触媒的物質変換」
      講師:稲垣 昭子 氏(成蹊大学理工学部教授)
3.       ポスター発表①
4.       休憩・昼食
5.       ポスター発表②
6.       ポスター発表③
7.       講演
              演題:「好きなことを仕事にして大丈夫です/脳の老化とミトコンドリア」
              講師:安藤 香奈絵 氏(東京都立大学理学部生命科学科准教授)
8.       講評・閉会行事

主催 ノートルダム清心学園 清心中学校・清心女子高等学校
共催 東京都立大学
後援 岡山県、岡山県教育委員会
IRIS

2名

ポスター発表の様子

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 IRISコメント 

  • 今回のポスター発表では高校生の参加者が大半だったので、専門外の人にも研究内容を理解してもらうという点で少し難しさはありましたが、皆さんとても興味を持って聞いていただき、沢山質問していただけて本当に楽しかったです。また、高校生の発表もいくつか見させていただいたのですが、かなりレベルが高い研究をされていてすごく驚きました。自分自身も高校時代から理系の道に進んで研究してきたので、純粋に研究を楽しんでいる高校生達の姿はとても懐かしく、同じ境遇の女子学生がこんなにも沢山いるんだなと嬉しく思いました。

前田 早郁子(工学研究科 博士前期課程2年)

 

  • これまでに、公式の場で他分野の人や高校生に自分の研究を説明することがなかったため、今回のポスター作りは研究を見つめなおす良い機会になりました。発表では、聴講者である高校生が素朴な疑問から鋭い質問まで幅広くしてくださったおかげで、足りていなかったところに気づかされるなど自分の勉強にもなりました。当日はたくさんの女子高校生のポスター発表を拝見しましたが、皆さん本格的に研究されていて驚きました。実生活で疑問に思ったことを科学の面から解明しようとしている姿勢に感心させられました。

森田 万葉(工学研究科 博士前期課程1年)

【「集まれ! 理系女子」とは】

ノートルダム清心学園は、平成18年度に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて以来、女性の科学技術分野での活躍を支援できる教育プログラムの開発に取り組んでいます。

平成21年から、女子生徒の理系分野への進路選択支援と社会の意識改革推進を目指し、JSTSSH交流会支援対象事業として、「集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表交流会」を開催し、今回で14回目を迎えました。

日頃の科学研究活動の成果の発表を通して分野・地域を越えた研究交流を行い、理系女子生徒間の友好・仲間意識を高めることを目的の一つとしており、第14回は、清心中学校・清心女子高等学校などの中学・高校による66題と、本学理系女子大学院生チームIRIS2名のポスター発表が行われました。