専攻概要

生命はどのように誕生し、進化したのか、生命の本質・進化について探求する

 地球上の生物はたった一つの祖先を起源とし、進化を繰り返すことで多様化してきました。そして現在、動物、植物、微生物などの多様な生物がお互いに関わり合い、生態系を作り出しています。生物学は、これらの生物を分子・細胞から生態系に至る幅広い階層で解析し、生物の進化・多様性の本質及び生命現象の普遍性を探求する学問です。急速に発展する現代社会では、生物にまつわる種々の問題が存在し、それらの問題を正しく理解し解決できる人材が、今まさに求められています。本専攻では、約30名の専任教員が博士前期課程1学年約30名の学生に対して最先端の高度な研究の指導にあたります。教員一人あたりの学生数が少なく、丁寧な指導が受けられます。また、本専攻では、深い知識と論理的思考力を持ち、大学や公的な研究機関、企業の研究開発部門で活躍できる、次世代の我が国および国際社会を担う優れた人材を育成します。