生物学科を志望するみなさんへ

原子から宇宙まで 学究的で自由な空気の中、生物多様性の本質を探究する!

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オープンキャンパス情報

2023年度のオープンキャンパスの情報はこちら

2023年度のオープンキャンパスの様子

8/5-6は酷暑の中、本学科のオープンキャンパスにお越しいただきありがとうございました。

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生物学科での学び

 大阪公立大学 理学部 生物学科は「幅の広さ」と「学際性」、そして「研究に対する熱い想い」が特徴です.あなたが学びたいと思える生物学分野に出会えるはずです。

学科紹介ビデオ YouTube2023 オープンキャンパス:安房田先生

専門生物学実験の様子YouTube動画 増井先生実習

専門生物学実験の様子YouTube動画 名波先生実習

生物学科教員による研究紹介 東進TV 安房田先生

生命科学DOKIDOKI研究室 研究紹介 後藤先生

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マイナビ進学ガイド「 SOLUTIONS」研究紹介 藤田先生

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JAXAによるインタビュー 曽我先生

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研究対象の例

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好熱菌がもつさまざまなタンパク質の働きを分子の「かたち」から探る 抗生物質など二次代謝産物をつくる細菌・放線菌の胞子 植物工場の実証設備で培養しているサンゴと共生する褐虫藻

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マウス(左下)、ニワトリ(右下)、スッポン(上中央)の胎児の骨染色写真
 分裂酵母 分裂酵母胞子の表層の断面構造 最小合成細菌 遺伝子操作により遊泳できるようになった最小合成細菌,JCVI-syn3

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シクリッド  アフリカ・タンガニイカ湖産シクリッド、ジュリドクロミス・マリエリー ヤマガラ 有毒植物の種子を食べて散布するヤマガラ モノアラガイ.明るい時間の長さを測定していつ卵を産むかを決定します

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ボルネオ熱帯雨林でのフタバガキ科樹木の調査風景 産卵中のシャープマメゾウムシと吸蜜中のモンキチョウ 渓流中に生育するカワゴケソウ科の1種

宇宙で育てたシロイヌナズナ 南極に生息する昆虫ナンキョクユスリカ.南極という過酷な環境にどうやって適応しているのでしょうか? 抗生物質がアスペルギルズ属菌の生育を抑制する様子

研究室一覧

生体分子機能学研究室 ~高度好熱菌から生物の基本法則をさぐる~
分子生理学研究室 ~光をキャッチする分子機構の解明~
分子微生物学研究室 ~スパイスの抗菌活性,細菌のアポトーシス~
環境生物機能学研究室 ~微生物の工学利用と植物光受容体~
発生生物学研究室 ~動物のかたち作りのしくみと進化を探る~
植物機能学研究室 ~環境に合わせて成長や形態を変えるしくみに迫る~
細胞機能学研究室 ~不思議な微生物から生命の根幹にせまる~
動物社会学研究室 ~魚や鳥の社会を解明する~
動物生理学研究室 ~様々な環境に適応する昆虫の凄さ~
植物生態学研究室 ~熱帯林の保全から樹木の性表現まで~
生物多様性科学研究室 ~生物多様性の本質としくみを探る~
植物進化適応学研究室 ~植物が見せるさまざまな生存戦略~

生物学科のカリキュラム

 1~3年生で生物学について広く学びます。4年生や大学院生になると、それぞれの学生が独自のテーマで研究を行います。まだ誰も明らかにしていない事柄を自分の手で明らかにする、その醍醐味を堪能してください。みなさんが「青春を注ぎたい」と思える研究分野と出会えるはずです。
 みなさんは自らの研究を進めていく中で、大きく成長することができます。まず、主体的に学ぶ力が磨かれます。悩むこと、議論することで、発想の柔軟性、コミュニケーション能力が身につきます。集中して物事に取り組む忍耐力、集中力が磨かれます。研究は、順風満帆な道とは限りません。さまざまな困難に遭遇し、解決策を模索する過程の中で得た「困難を解決する力」は、みなさんの財産となって,将来のあらゆる場面で役立ちます。

授業についてちょっとだけ紹介

生物学の潮流

 分子や細胞レベルおよび個体から地球レベルに至る幅広い分野の生物学を学びます。授業で学んだ先進的な知識を礎として、生命現象について論理的に考察し,表現する能力も身につけます。

細胞生物学1〜4

 生物の基本単位である細胞に着目し、細胞レベルで生命現象を深く学びます。タンパク質の相互作用によって生じる細胞機能、細胞膜を介した物質の移動や情報伝達、細胞が運動するしくみに関する最先端の話題が提供されます。

植物生理学1および2

 動物のように自由に移動することができない植物は、周囲の環境変化に合わせて生きていくためのしくみを持っています。本授業では、植物が環境に対して、どのように反応し、適応しながら一生を送っているのかを学びます。

動物生態学1および2

 多種多様な動物の類縁関係や進化の道筋を系統的に学びます。また、生物が周囲の環境にいかに適応し、そして生物同士がいかに関係し合って生活しているのか、動物の生態とその進化についても学びます。

専門生物学実験1および2

 3年次で提供され、各専門分野の教員が提供する実験テーマへの取り組みを通じて多彩な生命現象に対する洞察力を養います。多くの生物材料に慣れ親しみ、実験と観察に必要とされる専門的な技術と手法を身につけ、実際の材料や現象から生物学の理論を学びます。

生物学卒業研究AおよびB

 専攻したい生物学の分野を選び、研究の進め方を実際に体験する卒業研究です。4年間に受けた生物学専門教育の総決算であり、学んだ論理・知識・技術を駆使して、与えられたテーマについて自分の力で研究し、その成果を発表します。

進路

 学部学生の約80%は大学院博士前期課程に進学した後、より専門性の高い職業に就きます。就職を志望して学部で卒業した学生も多くの優良企業に就職しています。進路の詳細についてはこちら