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2025年5月29日
- セミナー
松田真弥助教 (大阪公立大学大学院理学研究科)の生物学専攻セミナーを開催、2025 年7月3日 (木) 16:00 – 16:30、E211
以下の通り、本年度より新しく着任されました松田先生にお願いしまして、生物学専攻セミナーを開催いたします。
なお、16:35からは同じく本年度より着任されました竹内先生にもお願いしております。みなさま、ぜひご参加下さい。
生物学専攻セミナー(◯◯生物学ゼミナールの一環)
日時: 2025 年7月3日(木)16:00 – 16:30
演者:松田真弥先生 本学理学研究科 生物学専攻
場所:杉本キャンパス理学研究科第10講義室E211
演題:細胞はどう飢えを乗り越えるのか? 単細胞生物に学ぶ生存戦略
問い合わせ:専攻長・副専攻長
概要:細胞が飢餓という過酷な環境に直面したとき、どのようにして生き延びるのか。その鍵を握るのが「オートファジー」です。オートファジーは、細胞内の不要なタンパク質や損傷を受けたオルガネラを分解・再利用することで、限られた栄養の中で生存を図る、真核生物に広く備わった生存戦略のひとつです。特に単細胞生物では、急激な環境変化に即応するため、この仕組みが極めて柔軟かつ動的に制御されています。本セミナーでは、分裂酵母や繊毛虫テトラヒメナといったモデル生物を通じて、単細胞生物が持つ巧みな生存戦略を分子レベルで紐解き、「細胞はどう飢えを乗り越えるのか?」という生命の根源的な問いに迫ります。
※ 生物学専攻セミナーは、博士後期課程の「◯◯生物学ゼミナール」の授業の一部となっています(4月のカリキュラムオリエンテーションで説明済み)。生物学専攻セミナーを受講した博士後期課程の学生は、授業後に質問や感想を書いたファイル等を(セミナーごとの指示にしたがって)自身が履修登録している「◯◯生物学ゼミナール」の科目代表教員(機能解析生物学ゼミナール、藤田先生 (fujita@) ;生体機能生物学ゼミナール、宮田先生 (miyata@);自然誌機能生物学ゼミナール、安房田先生 (sa-awata@))に提出してください。