進路

就職・進学データ

〈過去3年間の就職先※〉

過去3年間卒業生進路

小動物臨床: 動物病院
大動物・産業動物臨床: 農業共済組合(NOSAI)/
 日本中央競馬会
民間企業: アークレイ/アドバンテック/小野薬品工業/
 オリンパス/科研製薬/ゴトー養殖研究所/小林製薬/
 第一三共/大日本住友製薬/テクノーブル/ネスレ日本/
 日本ホワイトファーム/マルピーライフテック/マルホ
公務員: 農林水産省/大阪府/京都府/長野県/富山県/
 徳島県/長崎県/大阪市/京都市/神戸市/堺市
全農: JA全農
動物園: 神戸どうぶつ王国/天王寺動物園
進学: 大阪府立大学大学院/大阪公立大学大学院

※大阪府立大学、大阪公立大学実績

 

卒業生MESSAGE

国境を超え、獣医学の知識を世界で活かす。

岡村 行岳さん (大阪府立大学 農学部 獣医学科 2006年卒業)

在学中、BSEや高病原性鳥インフルエンザといった海外から侵入した家畜の伝染病が大きな社会問題となる中、伝染病をコントロールするための仕事に興味を持ち、農林水産省を志望しました。農林水産省では、これまでに、海外から輸入される動物や畜産物を検査する動物検疫の仕事、安全な畜産物を輸入するための条件について外国政府と協議する仕事、伝染病発生時の対応マニュアルを策定する仕事、国内で発生した伝染病の侵入伝播要因を調査する仕事、抗生物質の効かない薬剤耐性菌の拡大を防ぐための仕事、ペットフードの安全を確保するための仕事等に携わりました。また、現在は、フランスのパリにあるOIE(国際獣疫事務局)という国際機関に出向し、家畜の伝染病が動物や畜産物の貿易によって国境を越えて拡大するのを防ぐための国際基準を策定する仕事に従事しています。

 

革新的な医薬品を1日も早く患者さんへ届けたい。

瀬見 優子さん (大阪府立大学 生命環境科学部 獣医学科 2012年卒業)

在学中に、多くの生命を救うことができる医薬品の研究開発に興味をもちました。現在は、製薬会社で新薬候補物質の安全性研究に携わっており、患者さんが安全にお薬を服用できるよう科学的な面からサポートしています。在学中に学んだ獣医学の幅広い知識を活かしながら、革新的な医薬品の創製に貢献し、患者さんへ1日も早くお薬を届けていく活動に邁進しています。

 

積み重ねた経験で動物たちの未来をつむぐ。

毛塚 千穂さん (大阪府立大学 生命環境科学部 獣医学科 2011年卒業)

高校時代、好きだけれど日常では接する機会のない野生動物に関わりながら、興味のある環境分野で働きたいと考えていました。そこで、大阪府立大学で動物の専門知識を学び、獣医師免許を取得しました。念願が叶って水族館の獣医師となった現在は、多様な生きものの展示やここで得た知識をどう環境教育につなげていくか、飼育動物の心身の健康のためにどう行動していくべきか、日々模索中です。